
【曽我部キキョウ】いらないルールは、無視していいの?
世の中には、ルールがあれば
それを遵守する人と
破っても気にしない人がいます。
そもそもルールというとき、
3種類に分けられます。
一つ目が明文化されたもの。
法律や規則、約款などですね。
文章で明確に定められています。
二つ目は不文律。
いわゆる「暗黙の了解」です。
文言化されていないけれど、
共有されている
社会や組織でのルールと言えます。
そして三つめがマナー。
社会生活における礼儀作法などは
このマナーに含まれます。
守らないことで、
自分の品位が下がる、
というものでもありますね。
これらルールは
社会や組織が秩序を保つため、
また円滑に機能するためには
必要不可欠です。
ではすべてのルールが
必須のものなのかというと
実はそうでもないのです。
重要なルールもあれば、
些末なものもあり、
「以前から続けているから」という
意味のないものもあります。
ただし、いきなり
意味のないルールだからと
破ってしまうのは
少々乱暴ですね。
大げさに言うと。
刑法に殺人は罪とされていても、
そんなルールは知らないと
人を殺すようなものです。
不法投棄をしてはいけないと
決まっているのに、
タバコの吸い殻をポイ捨てする、
これもルール違反ですね。
罪の大小は違えども、
ルールを破るとは、
そういうこと。
頑なにルールを守るべきか、
というと。
そうでもないと思います。
ルールは流動的であってよいもの。
ただ破るのではなく、
変化をさせる必要がある
ということですね。
あまり意識することのない、
社会的なルールですが。
「何故このルールがあるか」を
たまに考えることも
必要かもしれません。
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曽我部キキョウ
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2025年7月の出演日
15日、17日、24日、28日
ご来館・ご予約お待ちしております。