
【曽我部キキョウ】自分の傾向を知って、リズムをつかみましょう
聞きなれた言葉に
「夜型だから、早朝は無理」
というものがあると思います。
逆に、朝型だから
深夜は起きていられない、とか。
この『朝型』や『夜型』、
クロノタイプといって
人間の体内時計の個人差をさし、
その傾向を言います。
このクロノタイプには、
人間の体内時計を制御する
『時計遺伝子』が
関連しているそうです。
また、研究によると
20%~50%程度は
遺伝子によって
決まるとされています。
ではその他は何によって
決まっているかというと。
もちろんというか、
生活リズムなのです。
しかし、この生活リズムや
活動にも、遺伝的要因が
影響を与えている可能性があると
指摘されています。
夜型の人が無理に朝型に
変えようとしても難しい、
ということですね。
ではこの朝型や夜型、
どの程度の割合になるのか
少し気になります。
一般的な朝型や夜型の人が
約30%ずつになるそうです。
中間型という、
どちらにも属さない人が40%、
強い朝型と強い夜型はそれぞれ
8%程度と言われています。
とはいえ、このクロノタイプは
年齢によって変化する場合も
多々あります。
子どもの場合、
幼少期は朝型、思春期は夜型
というパターンが多いとか。
さて、この朝型、夜型、中間型ですが
ネットで簡単に診断できます。
自分のクロノタイプを知って
それに合わせた生活を
心掛けるのも
健康への一歩かもしれませんね。