
〈王香アミ〉10(5)太陽と土星のアスペクト
こんにちは。「人生を謳歌する占い師」王香アミです。
今日は、あまりいいイメージを持たれていない土星と
太陽のアスペクトのお話しです。
*太陽と土星のアスペクト(0度、コンジャンクション)
自分は、こうなりたいと思う「太陽」に、土星がピッタリと
寄り添い、訓練や管理を行い、まじめに人生目標を達成させようと
します。
はみ出すことなく、少々、息苦しい感じもしますが、
堅実な考え方に基づいて、行動していきます。
*太陽と土星のアスペクト(60度セクスタイル、120度トライン)
60度は、土星の訓練や管理の影響を直接的でなく、間接的に受けるように
なります。例えば、歴史上の人物の影響を受けたり、などです。
火と風、水と地の調和的な元素からの指導や援護になるため、
間接的なサポートを受けて、人生の目標を達成していきます。
120度は、同じ元素同士の組み合わせなので、
伝統的な価値観を重視したり、上下関係のある組織の中で、
年長者から用いられます。
制限のある活動に対しても、苦痛に感じないでしょう。
何でもやっていいよ、という世界より、
一定の枠の中の方が活躍しやすくなります。
*太陽と土星のアスペクト(90度スクエア)
太陽の人生の目的と、土星の人生の最終地点に対してのズレが
生じやすくなります。
これが生きていくうえでの葛藤を引き起こします。
特に、太陽期(35歳ごろ)まで、権力者や父親に対しての
反発が強くなる傾向にあります。
課題を乗り越えていくことで、年齢を重ねると、
自分自身でも権力を持てるようになってきます。
人生のどこかで、軌道修正したり、少し、遠回りしたりして、
人生を作っていきます。
*太陽と土星のアスペクト(180度オポジション)
太陽と土星がお互いを真正面から、見つめ合う関係です。
土星のルールに、太陽は背くことなく、従います。
とても、忠誠心の強い配置になります。
父親、上司、先輩からの指示に葛藤なく、従います。
スクエアのような対立する雰囲気はないので、
後継者にしやすいでしょう。まじめな方がとても、多いですね。
土星は、「教育訓練」の星です。
どちらかというと「ネガティブなイメージ」を持たれていますが、
制限がある環境下の方が、たくさんの発想が生まれたりします。
上手に、土星を使うことが人生の後半を生きやすくしていきます。
次は、太陽と天王星のお話しです。
楽しみにしていてください。