
〈王香アミ〉11(5)月と土星のアスペクト
こんにちは、王香アミです。
今日は、月と土星のアスペクトのお話しです。
「土星」は、平均化したり、ルール重視であったり、
はみ出すことを矯正してくる訓練の星です。
「月」の無防備なありのままの星に作用する時、
どんな影響が出るのか、見てみましょう。
*月と土星のアスペクト(0度コンジャンクション)
自分の感情を抑え込む傾向があります。
特に、目上であったり、年上の人に対して、威厳を
感じて、何も言えなくなってしまうのです。
「言ってはいけない」ルールに従うような感覚です。
幼少期の頃から、あまり、感情を表に出さないし、
感情に振り回されることも少ないでしょう。
自分の中にある感情を素直に感じてあげることが対策になります。
*月と土星のアスペクト(60度セクスタイル、120度トライン)
調和的なアスペクトなので、適度な感情のコントロールができます。
感情の波にまかせて、羽目を外すことは少ないでしょう。
どっしりした安定感があります。
月の幼い不安な心を土星が守っているようなイメージです。
*月と土星のアスペクト(90度スクエア)
何かと、心にブレーキをかけがちになります。
「あれをしてはいけない」など、禁止事項を自分に与えている
ような感覚です。
月の年齢域(7歳ごろ)までに、家庭環境が厳しく、
甘えられなくて、自分の感情を出さないようにしてきた影響も
あります。
*月と土星のアスペクト(180度オポジション)
「月」と「土星」が常に、目に入る位置の配置です。
いい意味では、常に、土星に見守られており、年長者や
権力者が守ってくれているとも言えますし、
良くない意味で言えば、常に土星に教育訓練されていて、
監視され、心が窮屈に感じている、と言えます。
感情は、いずれにしても、安定している方といえるでしょう。
※月と土星では、影響は、月<土星のため、作用によっては、
月が委縮してしまうのです。
実際の鑑定の時は、月を守る他の天体がないかなど、を見て、
総合的に鑑定していきます。
次回は、天王星との関係になります。
楽しみにしていてください。