
〈王香アミ〉12ハウス(1~6ハウス)について
こんにちは。「人生を謳歌する占い師」王香アミです。
今日は、12ハウスについてのお話になります。
「ハウス」とは、ホロスコープを12個の部屋に分けたものです。
生まれた瞬間の太陽の位置(ASC)を起点としています。
このハウスを分けるには、「生まれた時間と場所」が必要です。
ハウスの出し方には、「プラシーダス」「コッホ」などがあり、
どちらかを使うのが一般的です。
生まれた時間が不明な人は、「正午生まれ」として、ホロスコープを作成し、
誤差をできるだけ、小さくして鑑定するのです。
ただし、この場合、ハウス法での鑑定はできなくなってしまいます。
それでは、各ハウスのお話をしていきます。
①1ハウス
ASC(アセンダント)から、始まるハウスです。
このハウスは、おひつじ座に呼応しています。
第1ハウスがあらわすのは、ありのままの自分自身、性質、魂、容姿、個性です。
意識して作り出すというより、勝手にあふれ出てしまうのです。
第一印象に大きく影響します。
②2ハウス
第2ハウスは、おうし座に呼応しています。
このハウスは、お金の稼ぎ方、収入、価値観に関係します。
また、五感や先天的な才能をあらわします。
天体が入ると、その天体を才能や収入に活用していくことができます。
(木星が入れば、殖やしていくなど)
③3ハウス
第3ハウスは、ふたご座に呼応しています。
情報、知性、コミュニケーションに関係しています。
近所の身近な人間関係、兄弟姉妹などの親しい間柄の
中で、学習していきます。
高度で専門的な知識というより、日常の趣味や汎用的な知識の
習得になります。
近場の旅行も、このハウスの管轄です。
④4ハウス
第4ハウスは、かに座に呼応しています。
家庭、自分の安心できる場所、人生の最終的に行きつく場所でもあります。
心のつながりを大切にし、身内、プライベートを重視します。
4ハウスの状態で、家庭環境などが分かります。
⑤5ハウス
第5ハウスは、しし座に呼応しています。
自己表現、恋愛、創造性、趣味に関係します。
5ハウスは、まだ、他人を意識せず、自分だけで盛りがって
楽しむようなところがあります。
どのような恋愛をするのか、ヒントになるハウスです。
⑥6ハウス
第6ハウスは、おとめ座に呼応しています。
労働、健康、調整のハウスになります。
第1~6ハウスまでは、個人の成長のハウスになります。
6ハウスは、世の中へ出ていき、役に立つため、
様々な自己調整を行うのです。
仕事の働き方が現れるハウスです。
次回から、7ハウス~12ハウスのお話をします。
楽しみにしていてくださいね。