
〈王香アミ〉12(4)水星と土星のアスペクト
こんにちは、王香アミです。
今日は、水星と土星のアスペクトのお話しです。
土星は、現実と訓練、制約の星でしたね。
知性、コミュニケーションの水星とアスペクトを形成する時、
どんな影響があるのか、見ていきましょう。
*水星と土星のアスペクト(0度コンジャンクション)
水星の思考、言葉の選択に対して、土星の慎重さ、礼儀正しさなどが、
ストレートに影響を与えます。
発言する時も、気ままに発言せず、言葉を慎重に選びます。
発したことが長期間影響を与えてしまうおそれがあることを
知っているからです。
プラスに働く要素、マイナスに働く要素、どちらもあります。
プラスならば、言葉の重みを感じる伝え方になりますし、
マイナスに出た時は、少し、堅く、冷たい印象を
与えてしまいかねません。
状況に応じて、年齢を重ねるごとに、プラスの要素を使いこなせるようになります。
*水星と土星のアスペクト(60度セクスタイル、120度トライン)
調和的なアスペクトなので、長所を使いやすいでしょう。
現実的な視点で物事を考えるので、信頼感を与える話し方になります。
教育やコンサルティングなど、継続的に行う内容に向いています。
水星のアイデアを土星が現実的な側面で着地させることができます。
コミュニケーションにおいても、落ち着いたやりとりが自然にできるでしょう。
*水星と土星のアスペクト(90度スクエア)
挑戦と葛藤のアスペクトになります。
水星の知識、コミュニケーションについて、
土星が「ほんとにそれでいいの?」って、横やりを
入れてくるよなうなイメージです。
いつ、どこで、けしかけられるか分からないため、
つい、自己批判をしたり、防衛的な思考になりやすかったりします。
ただ、この葛藤や試練を乗り越えると、
その分、周りから、「この人は、信頼できる人」として、
評価されるようになります。
ことばの発信がスムーズでなかったりしやすいですが、
これも、土星の影響で、年齢を重ねるごとに得意になっていくのです。
あきらめてはいけません。
*水星と土星のアスペクト(180度オポジション)
お互いが真向かいにいる配置になります。
この角度は、他者との関係性において、成長できます。
意見の対立であったり、誤解を生じたりしますが、
ことばの選び方、発し方で、むしろ、評価されるようになります。
ただし、継続した地道な努力が必要になります。
他人を通じて、新しい視点を持つ発想を大切にしていきましょう。
※土星は、凶星と言われたりしますが、現実化したり、
暴走を止めたり、行き過ぎを是正したり、
とっても、重要な作用をもたらします。
秩序を保つ意味でも、なくてはならない星なのです。