〈王香アミ〉4.10天体(土星~冥王星)(西洋占星術)
こんにちは。「人生を謳歌する占い師」 王香アミです。
今日は、さらに遠くにある天体のお話です。
⑦土星(年齢域:56歳~70歳ごろ)
土星は、「サターン」とも呼ばれており、「忍耐」「時間」「制限」を
つかさどり、どちらかというと、
ネガティブな印象を持たれています。
社会の枠組みやルールを象徴します。
その人にとっての苦手分野、課題もわかるところですね。
ただ、生涯通して、苦手なままなのか?というと、
そうでもなく、時間がかかるけれど、年齢域の56歳ごろになると、
逆に、克服し、苦手分野で大活躍していたりするのです。
「やぎ座」の支配星です。
~~トランスサタニアン~~
太陽系で、土星より、遠い天体(公転周期が長い)のことです。
天王星、海王星、冥王星があります。
当たり前の日常を超越した天体となります。
⑧天王星(年齢域:71歳~84歳ごろ)
土星での空間や時間制限を超えて、
斬新、革命的な客観的価値観を持ち込みます。
独立・分離の星です。
ちなみに、天王星のリングが縦になってるのを知ってましたか?
天王星は、一風変わっていて、すんなり、理解されない点が
あるのですが、この図を見ると、通常の認識を超えてるのが
分かりますね。
「みずがめ座」の支配星です。
⑨海王星(年齢域:85歳~生命が尽きるまで)
海王星は、夢、スピリチュアルなど、幻想的な世界をつかさどり、
物事の境界線をあいまいにしていきます。
形にないものを扱うため、土星のような現実的なルールに囚われている人は、
この神秘的な力を使いこなすことができないのです。
また、ドラッグも、この海王星の管轄になります。
「うお座」の支配星です。
⑩冥王星(年齢域:生命が尽きる瞬間)
冥王星は、「破壊と再生」「集合的無意識」を象徴し、
中途半端はなく、徹底的に、変容を行っていきます。
限界点がないので、容赦ありません。
「再生」といっても、同じものが出来るのではなく、
形を変えて、別物に作り変えられるのです。
公転周期が最も長く、12サイン(星座)を1周するのに、なんと、
284年も要します。
今は、みずがめ座にいますね。
普段は、最も、影響を感じにくい天体ですが、じわじわ、ボディブローの
ように、効いてきます。
どこか、威圧感やカリスマ的な様相があります。
「さそり座」の支配星です。
各天体は、それぞれが持ち味を持っています。
後ほど、説明する「12ハウス」に入った時、力を発揮してくれるのです。
次回は、感受点など、西洋占星術でよく使用する用語をまとめてみます。