〈王香アミ〉5.西洋占星術の用語(1)
こんにちは。「人生を謳歌する占い師」王香アミです。
今日は、西洋占星術でよく耳にする用語について、まとめてみます。
■感受点(ASC、DSC、MC、IC)
実際に存在している天体ではありません。
・ASC(アセンダント)
生まれた時に位置していた「東の地平線」と「太陽の通り道である黄道」が交差した点。
人が誕生した瞬間の重要なポイントです。
生まれ持った資質、容姿、意図せず、周囲に与える印象を表します。
・DSC(ディセンダント)
「西の地平線」と「太陽の通り道である黄道」が交差した点。
「他者」との関わり方、客観的目線に見た雰囲気や印象、周囲の環境を表します。
・MC(ミディアム コエリ)
通称、「エムシー」と呼んでいますね。
ホロスコープ上で、最も高い点、南中点のことです。
人生の最高到達点、目指す社会的地位や目標、職業を表します。
・IC(イマム コエリ)
通称、「アイシー」と呼んでいます。
ホロスコープ上で、最も低い点、北中点のことです。
自分を支えるベースになるところです。
MCを目指すためには、まず、このICを満たしていなくてはいけません。
常に、安心して、自分の居場所があり、癒される環境を表します。
■ノード(ドラゴンヘッド、ドラゴンテイル)
月の通り道である「白道」と太陽の通り道である「黄道」の交点のこと。
・ドラゴンヘッド
(昇交点=黄道に対して、月が昇っていく。北にあるので、ノースノード)
未来に対しての道しるべであり、縁結びのパワーを持っています。
人を巻き込んで、能動的に取り組むポイントを教えてくれます。
・ドラゴンテイル
(降交点=黄道に対して、月が降りていく。南にあるので、サウスノード)
すでに、前世や過去で経験してきた自分の習性を表しています。
無意識に行っている行動や思想があり、「カルマ」として繰り返している
ポイントでもあります。
テイルを知ることで、克服し、今世への課題に集中できるようになります。
■パート・オブ・フォーチュン
「幸運のありか」が分かるポイントです。
実際の天体ではなく、計算で導き出されます。
・出生時の太陽が1ハウス〜6ハウスにある場合は「ASC+太陽−月」
・出生時の太陽が7ハウス〜12ハウスにある場合は「ASC+月−太陽」
12サインのどのハウスにあるかによって、その人の「幸運のありか」が
分かるのです。
次回は、バーテクス、小惑星のお話です。