
〈王香アミ〉8.(1)オーブ(許容範囲)とノーアスペクト(月・水星・金星)
こんにちは。「人生を謳歌する占い師」王香アミです。
今日は、天体や感受点が形成するアスペクトのオーブ(許容範囲)と
ノーアスペクトのお話です。
*オーブ(許容範囲)とは、アスペクトを形成する時の誤差を指しています。
例えば、120度ピッタリの場合だけを指すのではなく、
115度~125度までの誤差も含めて、アスペクト形成しているというのです。
それぞれの許容範囲です。
出生図、経過図でも、若干、オーブの取り方は違うのですが、
まず、基本を知っておくといいですね。
①0度(コンジャンクション):±8度 (広めです)
②90度(スクエア):±6度
③180度(オポジション):±6度
④60度(セクスタイル):±5度
⑤120度(トライン):±5度
⑥150度(インコンジャクト):±3度
⑦太陽、月を含む:±8度 (広めです)
アスペクトの作用の強弱は、遠い天体(公転周期が長い)の方が強いです。
例えば、水星と冥王星で、120度(トライン)の場合、
冥王星の方が公転周期が長いため、水星に影響を与えるのは、冥王星の方です。
トラインの関係なので、援助する形で、水星の知性やコミュニケーション能力を
最大限に引き出してくれるのです。
*ノーアスペクトについて
ここまでは、アスペクトを形成するパターンのお話でしたが、
アスペクトを形成しない天体もあります。
その場合、「ノーアスペクト」と言います。
どの天体ともかかわらないので、浮いた感じになります。
強烈に出るか、全く、表に出てこないか、両極端になります。
それでは、各天体のノーアスペクトのお話をしていきます。
*月がノーアスペクトの場合
月は、感情を表します。ほかの天体とのアスペクトがないと、
他人との感情の共感が得られにくくなります。
人との関係作りが苦手に感じることでしょう。
とても、純粋な月なので、傷つきやすいか、鈍感か、
極端になりがちになります。
*水星がノーアスペクトの場合
他の天体の影響を受けないので、水星が象徴するコミュニケーション、
文章を書いたりする時、その人独自の感性が如何なく発揮されます。
知性にコントロールが効かないため、どこまでも、独創的な印象を
周りに与えるでしょう。プラス面に働くことが多いです。
*金星がノーアスペクトの場合
楽しんだり、美を追求したりすることをどこまでも、追求していきます。
お堅い世界より、芸能界やファッション業界などで、存分に
アピールしていけることでしょう。
他の天体の干渉を受けないため、いつまでも、若々しい感覚でいられます。
次回は、「太陽がノーアスペクトの場合」から、お話していきます。
楽しみにしていてください。