【キキョウ】信用できる味方と脳に登録
自分で脳をしつけて
ほめる習慣をつけることが
前回の話でした。
今回は同じように脳の習性を利用して、
自分を信用する相手と認識させましょう。
自分のことなのだから、
信用しているに決まっている、と
思っていませんか。
ところが自己肯定感が低い場合、
脳は全く逆の判定を下します。
「わたしはまだ駄目」
「わたしなんて、愛されるはずがない」
この手のダメ出しが続けば、
脳はあなたを信用ならない人物と
錯覚するでしょう。
むしろ当然の反応です。
じつはこの脳という存在、
信用に足ると登録された人物しか
本気で愛することができません。
他人に対して、この人は味方、
この人は敵、と認識するように
自分についても何らかの認識が必要なのです。
自分を愛するためには
自分は信頼できる味方だよ、と
「登録」を行わなくてはいけない。
友情にしろ、恋愛にしろ
誰かを愛して、愛を返されるというのは
とても素敵なことです。
ところがその時、自分に対して
信用できるかどうかの登録がないと
返された愛は、受け皿がないまま
迷子になります。
自己承認、つまり信用できる自分を
脳に教えておかなくては
届いた愛情が迷子になり、
愛に飢えることになります。
自分を嫌っていると、
脳はこの信用登録を行いません。
自分の欠点をことさら挙げて、
ダメ出しをすることが
どれだけ悪影響を及ぼすか、
分かっていただけたでしょうか。
ではどうすれば自分を
信用できる相手として脳が認識してくれるのか。
これは意外と簡単な作業です。
あなたが勝手に作り上げた「禁止令」を
解除すればいいだけ。
「この程度で褒めちゃダメ」
「自分をねぎらうなんて必要ない」
「自分を甘やかしてはいけない」
これらの厳しすぎる決まりを取り払えば
自然と自分への愛情が脳へ流れます。
この自分自身の愛情登録が済めば、
誰かからの愛情が、
まっすぐ自分に届くことになります。
脳は「仲間」には甘く、
「敵」には厳しい存在です。
自分を仲間に入れるかどうかはあなた次第です。
最初の一歩は
自分で踏み込まなくてはいけません。
少しでいいから、自分を甘やかしてみてください。
その瞬間から、脳はあなたを敵ではなく
味方として扱いはじめます。
愛していい対象が、
ようやく自分自身にも広がっていくのです。
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曽我部キキョウ
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