ブログ

【キキョウ】過去から未来へ、進化の道のり

世界最小の鳥は

キューバに住むマメハチドリで

全長4~6cm、体重2グラムと

されています。

 

この小さな鳥の祖先をたどっていくと

恐竜につながるというのは、

いささか荒唐無稽な気もします。

 

しかし、実際に

「獣脚類(じゅうきゃくるい)」と

呼ばれる肉食恐竜の一群から

鳥が進化したと考えられています。

 

これはティラノサウルスや

ヴェロキラプトルの仲間です。

 

もっと厳密にいうと、

その中でも体長1〜2メートルほどの、

軽快に走り回るタイプとされています。

 

逆に、進化の過程で巨大化したのがクジラ。

 

世界最大の動物は

ご存じの方も多いでしょうけれど、

シロナガスクジラですね。

 

体長が平均約30m、体重は平均で160tと

かなりの大きさです。

 

これもさかのぼってみると

約5000万年前に生きていた

陸生哺乳類であるパキケトゥスです。

 

この動物はオオカミくらいの大きさの

四足歩行の生き物で、

現在のパキスタンあたりに

生息していました。

 

進化の方向に善悪はなく、

ただ環境に最も適したものが生き残る。

 

よく言われる言葉ではありますが、

さてここで疑問に思うのが、

人間の進化です。

 

自然環境だけではなく、

人間自身の手によって

環境を変えられる生き物です。

 

昔は環境への適応として、

寒いと毛が生え、

食糧に応じて歯や顎が変化しました。

 

今の人間は、寒いと着込み、

暖房を付け、

食糧を必要に応じて調理します。

 

進化の方向性として、

予想はされているのですが

果たしてそれが現実的か、

今を生きる我々には不明です。

 

技術に頼り過ぎた人間は

環境に適応する力を

失う可能性もあります。

 

しかし、科学の進歩は著しいようで

まだまだ分かっていないことが

圧倒的に多いのです。

 

ただ一つ確かなのは、

科学の光がどれほど強くなっても、

その外にはいつも

未知の闇があるということ。

 

人の進化には、心の領域が

関与してくるかもしれませんね。

 

~~~~~~~~~~

曽我部キキョウ

~~~~~~~~~~

ほしよみ堂大阪アメ村店

2025年11月の出演日
5日、6日、8日、10日、11日、12日、13日、16日、20日、22日、23日、25日、26日、30日

ご来店、ご予約、お待ちしております。

 >  【キキョウ】過去から未来へ、進化の道のり

ページトップへ