【キキョウ】他人の目線があなたを苛む
自己肯定感を下げる要因として
押さえておきたいのが
他人の評価を気にしすぎる
という状態です。
誰かの評価を気にして生きるのは
人生のハンドルを、
自分ではない誰かに託すようなもの。
何かあっても、自分で運転できません。
そもそも現代は、他人の評価が
分かりやすく出てきます。
選ぶ服、話す言葉、SNSの投稿、仕事の進め方。
それらに対する、誰かの一言を
自分の価値のように脳が受け止めてしまいます。
するとどうでしょう。
好意的な評価は過大に受け取り、
批判は過剰に恐れ、
反応への感度が異常に高まり、
心が擦り切れる、となります。
どう見られるかに支配されて、
最終的には「自分が何をしたいか」が
よくわからない状態に陥ってしまう。
けれども、他人の評価は気まぐれです。
褒められれば安心しますが、
安心の「賞味期限」は短いのも事実です。
そもそもなぜ人は、
他人の評価を気にするのでしょう。
そこには古代の生き残る知恵が
残っています。
集団に嫌われることは死を意味した古代、
隣人の顔色をうかがうのは当然です。
もはや本能のようなものでしょう。
そして今、他人の評価は
推察しなくても、可視化されています。
SNSの「いいね」の数、既読、フォロワー、レビュー。
本来なら見えないはずの評価が、
毎秒のように通知されるのです。
脳は耐性を越えてしまうでしょう。
そして元来の自己肯定感が弱いと
他人の評価に、自分の軸が取って代わられ、
日本の減点式教育も重なって、
外側の評価がすべてになるのです。
評価は参考値。
あなたの中心に座るべきは、
「今日の自分を、自分がどう見るか」
ただそれだけです。
そして、その視点を取戻した瞬間
うやく自分の人生を歩きはじめます.
比べられ、測られ、ジャッジされ続けてきた心が、
ようやく深呼吸を思い出すかのように。
私は、今日の私を認められていますか?
そっと尋ねてみましょう。
その答えを自分の手で育てていくとき、
他人評価に揺さぶられていた人生は静かに終わり、
自分の軸で立つ新しい日常がはじまります。
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曽我部キキョウ
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ほしよみ堂大阪アメ村店
2025年12月の出演日
3日、5日、6日、13日、14日、19日、21日、22日、24日、25日、28日、31日
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