
【曽我部キキョウ】あなたのキャパシティは、無限じゃない
春になって、
新しい生活習慣になった方も
多いでしょう。
新しい学校、学年、
新しい会社、
そして新入社員等の教育。
数え上げればきりがないぐらいです。
ここで注意したいのが
いわゆる「タスクオーバー」です。
頑張らなければ、と気合は十分でも
これになってしまったら
意味がありません。
タスクオーバーには2種類あって、
それぞれ「タスク周期オーバー」と
「キャパオーバー」というのですが
今回は後者について、少々。
キャパオーバーはつまり、
仕事などの「しなくてはならない」ことが
自分の処理能力や
許容量を超えた状態を言います。
あれもしないといけない、
これもしないといけない、
そっちも気になる。
でも結局できていない状態だと
考えてください。
これは責任感が強い人や
完璧主義の人、
断ることが苦手な人などが
陥りがちです。
この「キャパオーバー」にいったん陥ると、
なかなか抜け出せない上に、
ずっと続くと体調やメンタル面で
不調になってしまうので、要注意です。
まず、キャパオーバーになっても
「自分の能力が劣っているから」
という考えは捨てましょう。
逆に、能力があるから、
タスクが多いという
可能性も大いにあります。
日々、全力疾走をすれば、
最後は「走れメロス」になってしまいます。
燃え尽きるのですね。
そうならないためにも、
自分のキャパシティに気付き
それを越えないようにしましょう。
そのためには
優先順位を決めることが大事です。
あなたがしなくてもいいことは
後回しにしてしまう、
それでいいです。
そうすることで、自分が
しなくてはならないことをできます。
後はしっかり休みを取りながら、
ときどき、まったく別のことをして
ストレスを発散し、
自分の生活を楽しめるようにしましょう。
頑張ることも大事ですが、
頑張って休むことも、大事ですね。