
【曽我部キキョウ】いくつになっても、いつもドキドキ
年を重ねるにつれ、
ときめきという感情と
縁が薄くなっていく、
そんなことを思っていませんか。
それはとてももったいないことです。
そもそもときめきって何、
というところから始めましょう。
喜びや期待、心配、恥じらい
などの強い感情で
胸がどきどきする状態を指します。
言葉にすると堅苦しいですが
この感情、誰もが経験済みでしょう。
効果としても、
自分を突き動かすような
ポジティブな力を持ちます。
感情あるところに
脳内物質あり。
ときめきを感じるときの
脳のメカニズムです。
快感ややる気を引き起こす
「脳内麻薬」とも呼ばれるドーパミン、
これがまず関係します。
ドーパミンが分泌されて
「相手のことをよく知りたい」
という好奇心や
「新たな一面を知ることができて嬉しい」
という精神状態を導くのです。
これは想定内でしょう。
ところでもう一つ、
この神経伝達物質の効果として、
瞳孔が開いて、
かわいらしい目になる
というものがあります。
より魅力的に見えるということです。
別名「ときめきホルモン」とも呼ばれる、
PEA(フェニルエチルアミン)も
分泌されます。
目で見えるものに反応して
分泌されるため
好みの俳優やアイドルのポスターを
部屋に飾ったりしても
同じドキドキ感を得られます。
ちなみに、チョコレートやチーズ、
赤ワインにはPEAが
多く含まれているそうです。
ときめきを感じると、
女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が
活性化することも知られています。
ときめくと、いいことずくめでしょう。
心身の不調を改善したり、
ストレスを和らげたりする効果も
期待できるそうなのです。
推し活も、もちろん効果あり。
ぜひ何かにときめきを
感じてほしいです。