
【曽我部キキョウ】かわいくなければ絶滅していた?パンダの話
個人的にこよなく愛する
パンダちゃん。
白浜の4頭がもうすぐ
中国へお引越しをするにあたり、
そんな話題でリラックスしてみましょう。
今ではパンダと言えば、
ジャイアントパンダを指しますが、
昔はレッサーパンダのことでした。
レッサーパンダだけ、
存在を知られていたのですね。
ちなみに、このレッサーパンダは、
かつてクマ科やアライグマ科に
分類されていましたが
今はレッサーパンダ科として
独立しています。
また、呼称の「レッサー」は
大きいパンダ、
つまりジャイアントパンダに対して
「小さい」という意味です。
しかしこの「小さい」が
差別的として
「レッドパンダ」とも呼びます。
こちらも絶滅危惧種に
指定されています。
さて本題のジャイアントパンダ。
こちらのご先祖は
ヒグマだったとか、
シロクマだったとか、
いろいろな説があります。
まだ解明されていません。
白黒の模様がなぜあるのか、
しかもあの部分に。
これもまた、未解明ではありますが
雪山で目立たなくなるよう
進化したのではないかとのこと。
目の周りは、あれですね。
スポーツ選手がよくする、
目の下の黒塗と同じです。
見た目は愛くるしいですが、
パンダはクマの仲間ので、
雑食性でもあります。
野生では肉を食べた形跡もあったとか。
とはいえ、主食は竹。
大量の竹を食し、そして寝る。
警戒心が強く、
野生では異常な音を聞くと
すぐ逃げますし、
飼育下でもフリーズします。
パンダ話としては
ネタが尽きないのですが、
このあたりで、いったん終わりにしましょう。
先ほどのレッサーパンダ同様、
こちらも絶滅危惧種。
人間の活動で動物種
(植物や節足動物もですが)を
絶滅間近に追いやって、
少なくなってしまったから
保護しよう、というのは
幾分勝手にも聞こえます。
しかし、かつての
絶滅してしまった動物たちを思うと
少しでも長く存在していてほしい
という思いも事実です。
人間と動物の共存、
難しい課題でしょうけれど
取り組みは始まっています。