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【曽我部キキョウ】これがないと、育ちません!

本日、我が家近辺は
2度の雷雨がありました。

 

かなり激しい雨と、
どこか近くで
落ちていそうな雷。

 

雨はともかくとして、
この雷ですが
小さなお子様は
よく怖がります。

 

大人でも苦手な方は
多いでしょう。

 

雷が発生する仕組みは
みなさんご存じでしょうか。

 

簡単に言うと、
積乱雲の中で起こる、
静電気の放電なのです。

 

詳しくは調べていただくとよいですが、
雲の中で蓄積された電気が、
「もう無理」となったら、
雲の中や地上に放電します。

 

これが雷の正体です。

 

ところで、なぜ雷の光を
「稲妻」と呼ぶのでしょう。

 

稲の妻。

 

いま「もしかして」と思われた方も
いるでしょうけれど、
稲と関係があるからなのですね。

 

雷の放電によって、
空気中の窒素が酸化され
雨にとけて土壌に
供給されるのですが。

 

ここが重要ポイントです。

 

これによって、植物は
窒素を吸収し、
成長を促進することができます。

 

雷雨の多い年は、
稲が豊作だったのですね。

 

昔の人も、雷が
植物の成長を助けることを
化学式ではなく、
肌で知っていたのでしょう。

 

もちろん、稲だけではなく
他の植物にとっても
雷は重要な役割を果たしています。

 

雷は、恐ろしがられている反面
必要なものでもあるのです。

 

人間社会でも、
雷を落とす人間は、
怖がられるけれど、
成長を促すために
必要だったりしますね。

 

いざというとき、
自分が「雷」になるのを
恐れずにいたいものです。

 

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