【曽我部キキョウ】その服は、誰のため? ― 平成生まれの自己顕示欲取扱説明書 その6
目立たない服。
失敗しない色。
誰にも突っ込まれない格好。
気付けば「無難」な服をえらんでいます。
無難な服を着ていると、
一見、成熟していて空気の読める大人。
けれども、その服に
どこかで退屈していませんか。
これを確かめるために、尋ねます。
その無難な服、本当に「好き」で選んでいますか。
「無難」という言葉は、
欲がないことを意味しません。
正確には「欲を持つことを避けた」選択です。
似合わなかったらどうしよう。
変だと思われたらどうしよう。
評価が割れたら怖い。
このような気持ちがあると、
自己防衛策として、無難な服を着ます。
これは自己否定の一形態とも言えます。
だから、着ていても満たされません。
自己顕示欲は誰にでもあり、
押さえこまれると歪むということは
すでに見てきました。
ここでも、同じ構造が顔を出します。
表では「私、目立ちたくないから」と言っても、
裏では「誰かに評価されたい」や
「ちゃんと見てほしい」という気持ちがあります。
つまり、抑えた欲は消えず、形を変えて暴れることに。
例えば、SNSでの承認欲求。
「目立たないはずなのに、
視線は手放せない」状態です。
無難なコーディネートというものは、
自己顕示欲を消すどころか、
裏口から強化します。
そもそも、派手か地味かは問題ではありません。
派手だから自己顕示欲がある、
地味だから成熟しているという、
その二択も雑です。
本質はこれだけ。
自分の基準ですか?ということ。
誰かに怒られないため、
浮かないため、
平均からはみ出ないため、
これらはすべて自分基準ではありません。
自分基準の服は、意外と静かです。
派手かもしれないし、地味かもしれない。
そして他人の目を完全に
無視しなくて構いません。
ただ、最終決定権を
他人に渡さないことが大事です。
無難な服装が駄目なのではありません。
無難を恐れから選んでいるのか
納得して選んでいるのか。
この違いが、自己否定になるか
自己選択になるかを分けます。
無難は安全です。
でも、安全なだけの場所に
自己肯定感は育ちません。
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曽我部キキョウ
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