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【曽我部キキョウ】その服は、誰のため? ― 平成生まれの自己顕示欲取扱説明書 その8

雑誌の中の人。

SNSで褒められている誰か。

かっこよくて、きれいで、

あこがれて当然です。

 

けれども、その中の人と同じ服を着ることは

自己表現ではありません。

 

それは自己代行。

自分の人生を、

他人のイメージに委託している状態です。

 

「こう見られたい私」を

演じるための服でしかありません。

 

だから。

似合っている「気がする」し、

評判はいいけれども、

どこか落ち着かない、となります。

 

これは、その服を着ているとき、

主語が「私」じゃないからです。

 

こう見えたい私、であって、私ではない。

 

それは鎧のようなもの。

 

憧れを着ることで

本来の「自分」を微調整し続けています。

 

姿勢や表情、

言動や場の空気。

これでは、服を脱ぐまで

気が休まりません。

 

「私の」服とは、センスの問題ではなく、

自分が安心するか、

黙っていても成立するか、

他人の視線を借りなくていいか、ということです。

 

地味だろうと、派手だろうと、

自分が基準の服であることが大事。

 

ところが、「私」の服を着ると、

途端に不安を感じる人がいます。

 

褒められないかもしれない、

浮いているかもしれない、

間違っているかもしれない、と。

 

それは、評価を引き受ける服でもあるからです。

 

憧れの服は、

「憧れの人が素敵だから」で守ってくれます。

でも「私の服」は、良くも悪くも、

評価がまっすぐ自分に返ってきます。

 

だから怖くて、

人は無意識に鎧を選んでいます。

 

ではどうすれば、自分の服を

身につけられるのでしょう。

 

答えは、意外と単純です。

誰かに褒められたとき、

それは「私」を褒められているのか、

それとも「服」なのか。

一度、立ち止まって考えてみてください。

 

服を選ぶときに、

着ていて落ち着くかどうか

吟味しましょう。

 

流行っているから、や

評判がいいから、では

自分のものとは言えません。

 

急に全部の服を変える必要はないので、

1着だけ、自分のものと呼べる服を持ちましょう。

 

「誰かになれる服」を減らすと、

不思議なことに、

人間関係も、選択も、

「私の人生」として、静かに整理されていきます。

 

※過去の記事はこちらでご覧いただけます。

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曽我部キキョウ

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