
【曽我部キキョウ】そんなに心配しなくて大丈夫!
心配事がある場合、
過去の経験から、
また同じようなことが
起こるかもしれないと
思う傾向にあります。
例えば、大事な場面で
大切なひとことが言えなかった。
その経験が、
また言えなかったらどうしよう
と、なるのですね。
よく考えてみてください。
過去に経験したことと、
同じことが繰り返される、
その確率はかなり低いです。
横断歩道で
信号が青にもかかわらず
事故に遭ったとして。
もう一度事故に遭う確率は?
大概において、
経験したことは
活かされるのです。
今度は失敗しないよう、
練習をしよう、
信号が青でも左右を見よう、
そんな風に、行動が変わります。
だからこそ、心配事というものは
基本的に単なる杞憂で終わる、
というのですね。
ところが、それが活かされない、
逆にその状況に遭遇したときに
心が恐慌をきたしてしまう、
それはトラウマと呼ぶべきものです。
トラウマは体験した
衝撃的な出来事によって
心に受けた傷のことを指します。
これはいわゆる心配とは
分けて考えるべきですね。
ただの心配事は、
自分の想像の範囲内で、
起こる出来事は
たいてい想定外です。
「想像できることは起こらない」
そういうものです。
心配して、前進を
ためらいすぎないよう
気をつけましょうね。