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【曽我部キキョウ】人間は自分を作り替えるのか ~トウモロコシが教える、人間という存在 第3章

第3章 次に改造されるのは誰か

 

遺伝子研究で

最も旬な話題と言えば

何だと思いますか。

 

マンモスの復活を目指す。

それもあります。

 

しかし、もっと身近なものでは、

医療現場での遺伝子操作です。

 

先天的な遺伝病を治療するために

特定のDNA部分を修正し、

体内で遺伝子を書き換える手法が

実施され、成功例もあります。

 

この分野では、

さらに研究が進められ

より多くの遺伝病の治療が

可能になるでしょう。

 

もう一つが生殖医療です。

 

両親のどちらかの遺伝子が

病気を引き起こす可能性がある場合、

ドナーの正常な遺伝子と入れ替える、

というものです。

 

実際に行われたのは

ミトコンドリアという

細胞内にあるものの入れ替えです。

 

ミトコンドリアについての詳細は

ここでは割愛しますが、

このミトコンドリアの不具合でも

先天的な病気になります。

 

現在のところ、

病気治療のために

遺伝子の操作をしているのですが

果たして、それで収まるでしょうか。

 

優れた遺伝子を持った子供を得たい。

そう思う人は実際にいます。

 

例えば、知能の高い子どもや

身長の高い子どもなど。

 

この考え方は、一般に

デザイナーベイビーと呼ばれます。

 

しかし、話はそう簡単ではありません。

 

遺伝子を操作して頭がよくなる、という

スイッチのオンオフのようにはいかないのです。

 

どの遺伝子を発現させるかだけでなく、

育つ環境や教育、

あるいは栄養も、

知能をはぐくむ条件となるからです。

 

現時点では、まだ

能力をデザインする技術はありません。

 

しかし、病気を治す方向では

かなり進歩しています。

 

そこで憂慮されているのが

遺伝子階級社会です。

裕福層が遺伝子操作で優れた子を得る一方、

貧困層は自然発生のまま。

 

これはかつての

優生思想に近いものです。

 

そのような倫理的な懸念はあるものの

人は人を作り替える段階に

刻々と近付いていることは確かでしょう。

 

かつて人は、トウモロコシを

品種改良によって生み出しました。

 

将来、人が人を改良する日が来ないと

どうして言いきれるでしょうか。

 

トウモロコシの歴史は、

単なる農業の歴史ではありません。

 

人が神に並ぼうとする、

その過程の話です。

 

次に改造されるのは

トウモロコシではありません。

 

人間です。

 

===おわり===

 

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