ブログ

【曽我部キキョウ】傷ついた心を回復させるために

自分のことを信じていたはずなのに

何らかのショックでそれが不可能になったとき。

 

食べることや寝ることさえ

興味が持てない。

こういう状態に陥ったとき

あなたの心は何を思うでしょう。

 

「自分には価値がない」

「私は弱い」と思ってしまっていませんか。

 

原因を人格に押し付ける、この判断は、

例えて言うなら「誤診」です。

 

実際に故障したのは

心ではなく、心の機能システム。

自己評価や安全感が

分からなくなってしまった状態です。

 

この段階で自分に対して

「前向きになろう」など、

間違っても考えないでください。

 

それは折れた足で走ろうと言っているようなもの。

 

では何をするのか、という話の前に

この盛大に傷ついた時期の

やってはいけない三大行為

を洗い出しておきましょう。

 

自己分析の深掘りは

自責の沼にはまりますのでやめましょう。

 

理想の自分を思い出すのも、

落差で「二次被害」に遭うだけです。

 

「意味」を探し始める。

物語化は回復後で大丈夫。

 

修復期に必要なのは

理解でも成長でも悟りでもなく、

止血と固定です。

 

とにかく安静にすることが大事。

 

感情を休ませる間は、

起きる時間を決める、

食べる量を「減らさない」

人と会う頻度を「ゼロにしない」。

 

これが「心を元気にするため」ではなく

心がこれ以上壊れないためにできることです。

 

恋愛でも仕事でも、

心が壊れるときに失われているのは同じ

「自分が選んでいる感覚」です。

 

選ばれなかった

必要とされなかった

役に立てなかった。

 

この喪失感が、

自己肯定感を根こそぎにします。

 

だから修復とは小さな選択でいいから、

もう一度、自分で決めること。

今日の服、今日の食事、今日の距離感。

 

選んで守る。

この循環が戻ったとき、心の傷は

自然に塞がっています。

 

ただし、一度傷ついたら、

以前と全く同じには戻りません。

 

ケガを負った足が傷跡を残すように、

心も傷そのものが

消えてなくなるわけではないのです。

 

しかし、あなたはもう

治療法を覚えましたし、

注意もできます。

 

前より強くなったではなく

壊れにくくなったと言えれば、

それで大丈夫。

 

※過去の記事はこちらからご覧ください。

※その他のシリーズはこちらでご覧いただけます。

 

~~~~~~~~~~

曽我部キキョウ

~~~~~~~~~~

ほしよみ堂大阪アメ村店

2025年12月の出演日
3日、5日、6日、13日、14日、19日、21日、22日、24日、25日、28日、31日

2026年1月の出演日
1日、2日、4日、7日、8日、10日、15日、16日、18日、19日、21日、23日、24日、28日、29日、31日

ご来店、ご予約、お待ちしております。

★タロットカードレッスン行っています★
詳細はほしよみ堂 大阪アメ村店までお問い合わせください。

電話番号 070-9316-0272

 >  【曽我部キキョウ】傷ついた心を回復させるために

ページトップへ