【曽我部キキョウ】口にしたからには、守りたいものですが
言ったからには実行する、
有言実行タイプ。
言わないけれど、実行する、
不言実行タイプ。
この二つの共通点は、
実行するということですね。
どちらであっても、
その人の行動力や
信念のようなものが出ます。
対して、不実行になると。
不言不実行。
これは別に、
何の問題もありません。
心の底で何を思っていようと、
言っていない限り、
周りの人には与り知らぬこと。
実行しなかったからといって
差しさわりはなく、
ご本人の問題として
その人が何を感じるか、だけです。
困るのは、有言不実行。
周りの人は、言葉で聞いた以上、
その行動があるものと、
期待をします。
それが行われないとなると
ある人は怒り、
ある人は失望するでしょう。
信用問題に発展しかねません。
では、言わなければ
期待されないから、
それでいいかというと、
そうでもないのです。
仕事の場面などでは、
特にそうですが、
言わずに行うことで、
行き違いが発生しやすくなります。
不言実行で「よかれ」と思って
行動していても、
本当に「よかった」かどうか、
分かりませんよね。
こうして考えると、
コミュニケーションをとる、
つまり話すことも大事。
そう考えると、言葉にして、
それに責任を持つ、
有言実行がよさそうです。
自分で言ったことを実行するのは
実はかなりの精神力がいります。
人間の心は弱いものです。
今日はカレーを作る、と決めて
家族に言っていても、
暑いからそうめんにした、なんて
よくあることでしょう。
些細な家族間の話であれば
文句を言われて終わりです。
親しい友だち関係でも、
小さなことは
許してくれるでしょうが
度重なるとどうでしょう。
コミュニケーションと、責任感。
重要ですね。
