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【曽我部キキョウ】完璧主義の正体 ― 人はなぜ失敗を恐れるのか 終章

終章 完璧主義からの脱却

 

これまで見てきたように、

完璧主義者が恐れているのは、

本当は失敗ではありません。

 

自己評価、および他者からの評価で、

「駄目な人」と固定されることです。

 

あるいは、失敗したが最後、

全てのコントロールができなくなり、

予測不可能なことばかりが起こること、

これも恐れの一つです。

 

これらの恐れを克服し、

完璧主義を捨てることは

容易ではありません。

 

なぜなら

完璧主義者は成功体験を持っています。

 

上手くいったときの記憶があり、

それを再現すべく、

とことんまで完璧でいようとしています。

 

また周囲から努力家だと言われ、

本人も正しいことをしていると信じているので、

完璧主義そのものを壊すことは

困難を伴います。

 

それでも、何かのきっかけで

自分が完璧主義だと気付き、

止めたいと思ったなら。

 

失敗の定義を変えるという手があります。

 

まず行うこととしては

自分の中で60点でも、

とにかく出してみる。

 

フィードバックがある前提で、

終了のタイミングを「すべて完了したら」から

「更新のよりはあるけれど」に

変える方法です。

 

評価の軸を他人から、

自分軸に変える。

つまりどれだけ自分が

行動したかを評価することも有効です。

 

失敗の定義を、

結果が出ないことから

自分の試行が止まることへ

転換するのです。

 

しかし、これらの方法を試みたところで、

根の生えた恐怖心は、

簡単に消えるものではありません。

 

では完璧主義はなくせないのか。

そうとは限りません。

 

自分の中に評価低下や

コントロール不可能への恐怖心があると認め、

それをむやみに押し殺さず、

上手く付き合うことです。

 

完璧主義がなくならないなら、

完璧を求める場面を、

一部に絞るといいでしょう。

 

つまり絶対に落とせない勝負の場面でのみ

完璧主義を出すのです。

 

常に完璧でいようとするから

苦しいだけです。

 

そして完璧とは幻想であり、

現実は物事を完了させることだと、

繰り返し自分に教えるのです。

 

要するに、恐れを抱いていても

行動できる構造を

自分の中に作り出す。

 

もしあなたが完璧主義をやめたいと思うなら、

まずは自分の中で「完璧」とは何かを直視し、

それは理想ではなく、幻だと知ることです。

 

そして現実に何をすると

物事を完了させられるか

その構造を工夫する。

 

これこそが、完璧主義を脱却する

貴重な第一歩となるのです。

 

===おわり===

 

※過去の記事はこちらでご覧いただけます。

※ほしよみ堂の記事はこちらからどうぞ。

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曽我部キキョウ

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