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【曽我部キキョウ】幻想的な響きの「紫の煙」、じつは。

1960年代に大流行した
サイケデリック・ロックの名曲
「パープル・ヘイズ(紫の煙)」は
ご存じの方も多いでしょう。

 

ジミ・ヘンドリックスの
代表曲とも言えなす。

 

当時のことですから、
「紫の煙」といえば
マリファナのことを指した
可能性は大きいです。

 

歌詞的にも、まあそうでしょ、
という内容。

 

ところが日本語の
「紫の煙」には
煙草の煙の意味もあります。

 

煙草の煙のどこが紫?
そう思われる方も多いでしょう。

 

ここからはちょっとした小ネタ、
雑学だと思って読んでください。

 

じつは、煙草の煙は
吸い込む前には、
ほんのり紫色をしているのです。

 

なぜそうなるかというと、
波長の短い、
紫色だけを反射するためで、
煙草の煙に含まれる
硫酸ミスト(SO3)に由来します。

 

このミストは非常に小さな粒子だそうです。

 

一旦吸った煙は、
気管の中で水分と合体します。

 

そして吐き出されると、
紫色だけを反射する小さな粒子ではなく
大きな粒子となっているのです。

 

吐き出された煙は、
もう紫煙ではなく、
白い煙になっているということ。

 

原理としては、このようなことで
煙草の煙も「紫の煙」というのです。

しかし現代のこのきらびやかな世界で
果たして、繊細な煙草の紫煙を
見ることはできるのでしょうか。

 

おそらく、よほど意識しないと
紫には見えません。

 

それでも、単に「煙草の煙」というより
「紫煙」という方が、
情緒があっていいと思います。

 

どちらにしても。

 

煙を吸うという行為自体、
健康にはよくないでしょう。

 

依存性も認められていることですし、
手を出さないに越したことはありません。

 

でも、煙草に関してはし好品であり、
吸うか吸わないかは個人の自由。

 

マナーを守って、
迷惑にならないように
吸いましょう。

 

そして、気が向けば
煙の色を見てみてください。

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