
【曽我部キキョウ】悪者はなぜ、悪者になったのか?
テレビドラマ、コミックス、
小説に映画。
さまざまな形態の
物語に出てくる悪役たち。
あるいは主人公に害なす
嫌われ者。
すぐ思い浮かぶのでは
ないでしょうか。
子どものときには、
自分の好きな
ヒーローやヒロインを
いじめるから嫌い、と
単純に言えたと思います。
もちろん大人になっても
そういう純粋さは
あっていいのです。
一方で、悪人は何故
悪をなすのか、
そもそも悪とは何なのか、
考えることも必要かもしれません。
例えば、勧善懲悪の
代名詞のような、『水戸黄門』。
悪役は人間の欲望を
大げさに表現しています。
誰の中にでもある醜い欲が
形や行為となって出てきたものです。
また、特撮の世界ではもっと
多岐にわたる存在意義が
怪獣や悪役に与えられています。
『ゴジラ』は核への警鐘でした。
アニメーションでも、
敵には敵の正義があります。
ロボットアニメの代表作、
『ガンダム』の世界を見てみましょう。
これはまさに「正義」同士の
衝突でしたね。
そもそも正義とは何なのか
考えてみたことはありますか?
この定義づけは難しいですね。
誰にでも、正義はありますし、
それが間違っているとは
言い切れないのです。
悪役だから悪い、
悪いから退治する、
そういう安直な考えを
越えてこそ。
「本当の正義」や
「自分なりの正義」
というものが
見えてくるのではないでしょうか。
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曽我部キキョウ
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ほしよみ堂大阪アメ村店
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