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【曽我部キキョウ】折れた心に効く、即席処方箋

ピンと張った糸が、

張り過ぎで切れるように、

どんなに強い人でも、

心が折れるときはあります。

 

その原因はさまざまです。

 

そんな些細なことで、と

他人が言うかもしれませんが、

あなたにとって重要なことなら

それは一大事です。

 

心が折れそうなとき、

あるいは折れてしまったとき、

必要なのは肉体の傷と同じように、

応急処置です。

 

過去を振り返り、

自分を認めて、受け入れて、

そんな悠長なことをしていては

心が失血死してしまいます。

 

まず応急処置、そして治療です。

 

ショックな出来事があったとき、

まず行うことは判断の停止。

 

「わたしがなにかしてしまったかも」

「また駄目だった」

 

このような判断は、折れかけた心を

思い切りへし折ります。

折れてしまった心を、

もう一度、折る勢いです。

 

とにかく立ち止まり、

判断をやめることが難しければ

思考停止すること。

 

これは逃げではなく、治療行為です。

 

次に、行動を極限まで小さくする。

 

深呼吸でも、白湯を飲むでも、

布団にくるまって、そのまま寝落ちでも

行動の種類は問題ではありません。

 

とにかく、何かを行おうとせず、

そこにとどまって

傷を悪化させないようにするのです。

 

回復を考えるのはもう少し後、

落ち着いてからで十分です。

 

励ましも希望も禁止。

 

今の心には、

前を向く力が残っていないからです。

 

自分にかける言葉が欲しければ

この状態は一時的だと、

その事実だけを言う。

 

冷静な事実のみの言葉は、

痛みを和らげる麻酔の役割をするでしょう。

 

生き方の理想や、哲学は

症状が小康状態になってからで十分です。

 

まずは前述の3つの応急処置を行い

その場を生き延びる方が大切です。

 

自己肯定感のある人、

心の強い人は、

折れない心を持っているわけではありません。

 

この応急処置を知っていて、

自分を上手に治療する方法を

分かっているというだけの人です。

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曽我部キキョウ

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