
【曽我部キキョウ】新しく始める前に、少しだけ過去を思い出しませんか?
きっとまだ幼いころ、
初恋というものを
経験したと思います。
覚えていますか?
ドキドキ感や、
希望をもっていて
純粋に仲良くなりたい
と思ったことでしょう。
ある調査によると
初恋の平均年齢は
10歳前後とのことです。
また、何らかの形で
初恋について覚えている人は
約7割にのぼります。
相手はやはり、同級生が多いようですね。
初恋と言えば、はかなくて、
記憶の中にだけ存在する。
そんなイメージですが、
100人に1人程度は
初恋が実って結婚されているのだとか。
さあ、皆さんにとって
初恋はどういうものだったのでしょう。
ところで、初恋と恋愛は
どう違うのでしょうか。
いわゆるお付き合いになると
これはもう恋愛になります。
その恋愛にいたるまでの、
ドキドキを初めて経験したときが初恋。
初恋のピュアな感じを、
2回目の恋で抱かないかというと、
そうでもないのですが、
初めての時ほどではないかもしれません。
初めてという以外に、
初恋は何か特別なのでしょうか。
恋という感情だけをとらえていうなら、
初恋もⅡ回目も、3回目も
同じように恋であって
ときめき、ドキドキ、
キュンキュンするのです。
しかしながら、思い出としての
象徴化がされるのは
やはり初恋でしょう。
たとえ告白できないまま終わっても、
ふられて終わっても、
美しくも「しょっぱい」思い出となって
大切に、心にしまわれるのが初恋。
2回目に恋をして、
叶わないまま終わったら
早く忘れようとしますね。
そして懲りずに次へ行こうと
立ち直ることを考えるでしょう。
結果、2回目以降の恋は
すぐに記憶に彼方へ。
終わってしまった恋を引きずるよりは
記憶の向こう側へ追いやった方が
良いことかもしれません。
けれども恋の始まりは
いつでも初恋同様に、
ドキドキ、ワクワク、
胸をときめかせ、
希望に満ちていたいですね。