
【曽我部キキョウ】明日は今日の続き、けれども別の日です
明日には明日の風が吹く。
明日のことは明日考えればよい、
今日、くよくよしても始まらない
そのように、励ましで使います。
まだ起こっていない、
明日のことを今日考えても
一向に分からないのです。
心配しても、くよくよしても、
ということですね。
英語ですと
Tomorrow is another day
という言い回しがありまして
ほぼ同じ使い方です。
直訳すると
明日は別の日、なのですが。
どちらも同じように、
今日という日の諸条件で
明日という日を心配しても
明日の諸条件は、
今日と同一ではないよ、と解釈できます。
まったくその通りです。
例えば今日は雨で、
雨降りだと散歩ルートが変わるため、
大好きな柴犬クンに会えないと
小さなお嬢さんがすねているとしましょう。
天気予報を見ると明日も雨。
お嬢さんは明日も会えないに違いないと
くよくよ、ぐすぐすしているわけです。
天気予報の的中率に
いちゃもんをつける
わけではないのですが
100%ではありません。
予報はあくまでも予報なのです。
日になると雨の合間があって
その隙間に柴犬クンがお散歩で
近くに来るかもしれないです。
ただ、この他力本願型では
今日と明日の違いが、
確実ではない場合があります。
ちょっとポジティブに
「かもしれない」を変えただけです。
でも、お嬢さんがママに働きかけて
自分たちの方が、その柴犬クンに
会いに行く散歩ができたら。
会える確率がグンと上がるのです。
分からない未来をくよくよしているあなた、
言より実行でいきましょう。
自分で何もかもする必要はないです。
お願いする、その行動が
明日の希望になるかもしれませんよ。