
【曽我部キキョウ】春、4月と言えば卵?なぜ?
もうすぐイースターですね。
聞くことはあるけれど
「イースター」とは何?
と思っている方も
じつは多いのではないでしょうか。
キリスト教のお祝い事の一つで
日本語では「復活祭」と言います。
磔刑に処されたイエスが、
3日目に復活したことを
記念・記憶するお祭りです。
キリスト教の中でも
西方教会と東方教会で
日にちの異なることが多い
イースター。
2025年はたまたまですが
両教会とも
4月20日だそうです。
西方とか、東方って、
これまた何? ですよね。
分かりやすく言うと
ローマ・カトリックと
ギリシャ正教です。
長い歴史の中で、
キリスト教もいろいろあります。
あるとき、分裂してしまったのです。
イースターに話を戻しますと。
春分の日以降、
最初の満月の
次の日曜日。
これがイースターの日です。
毎年4月になると、
カラフルに塗られた卵が
街中で見られるようになります。
これはイースターエッグ。
卵は生命の象徴です。
殻を破って新しい命が
誕生するというところから、
イエスの復活を
象徴するとされています。
この彩られた卵を家の中に隠し、
誰が一番たくさん
見つけられるかを競うのが
有名なエッグ・ハントです。
他にもたくさんの
祝い方、過ごし方があります。
まだ日本人には
あまりなじみのないお祝いですが
そのうち、ハロウィンのように
盛大に祝うことになるかもしれませんね。
何せ日本人は、他から取り入れ、
アレンジし、自分たちの物にするのが
とても上手です。
宗教に関係なく、
さまざまなお祝い事を取り入れるのも、
日本人ならでは、でしょう。
これからどんどん国際化していく中、
多文化のお祭りも知って、
尊重できるようになるといいですね。