
【曽我部キキョウ】昼間の眠気とは、闘わなくていい?
しっかり寝たはずなのに
昼間に眠くなる、
そんな体験はありませんか。
さまざまな理由があります。
睡眠の質が落ちている、
食後の血糖値の変動、
薬の副作用、睡眠障害など。
これらに該当しなくても、
午前中の疲れが
ふっと出て、
眠くなることもありますよね。
とはいえ、特に仕事中は
眠るわけにはいきません。
そんな場合に有効なのが
お昼休みの仮眠、
お昼寝です。
数分の仮眠でも、
ストレス軽減をはじめ
疲労回復、集中力向上、
記憶力サポートなどの
効果が見込まれます。
NASAの実験でも、
26分間の昼寝で
認知能力が34%、
注意力も54%向上したと
報告されているそうです。
ここで気を付けたいのが
睡眠時間なのですが、
30分以上の昼寝は
よくないとされています。
眠気が後に残るそうです。
眠気覚ましに寝たはずが
さらに眠くなっては
駄目ですよね。
10分から30分までが
効果的と言われています。
昼食後など、
自然に眠くなったタイミングで
ほんの少し、うとうと。
そうすることで、
午後からもしっかりと
集中力を維持できるのです。
昔であれば、
昼休みとはいえ
眠るなどありえなかった
かもしれません。
しかし、今や科学的に
その効果が証明されているのです。
体や脳の欲求に従って、
ほんの少しの仮眠を
取り入れるのも
良いのではないでしょうか。