ブログ

【曽我部キキョウ】自分軸はなぜぶれるのか

便利な言葉ですが

自己肯定感を持つために

自分軸で物を見ましょう、とよく言います。

 

自分の中の、

考え方の芯のようなものに

従いましょうということです。

 

軸と言うと、どうしても

筋肉みたいに鍛え上げるイメージが

あるかもしれません。

 

実態は発掘作業のようなものです。

 

軸が真直ぐになる邪魔をしているものを

外すことが必要になってきます。

 

軸がないのではなく、

「本音に触れると面倒が起きる」という学習を、

あまりにも優秀に身につけてきた。

 

だから無意識に、空気を読み、

自分の感情を後回しにして

先に周囲の調整をしてしまいます。

 

これは生存戦略としては満点です。

 

ただし、その代償が軸の「ぶれ」。

 

承認を外部に求め、

それに生存の意味を見出し、

自分の感情を信じないまま

「役割」を生きてきたら、

軸もぶれずにいられません。

 

軸のぶれは決して

弱さの表れではありません。

 

本音を押し殺して生きてきた証拠です。

 

だから鍛えずに、思い出せばいいだけ。

 

何が嫌だったのか、

どこで無理をしたのか、

何を選ばなかったのか。

 

この分厚い皮の下には

ちゃんと自分の軸があります。

 

この発掘作業は、簡単にできます。

 

夜、今日あった嫌なことを

誰にも見せない前提で書き出すだけ。

 

理由も反省も不要で、

きれいにまとめる必要もありません。

むしろ、性格が悪いくらいで

ちょうどいいでしょう。

 

これは愚痴ではなく、

自分軸の輪郭です。

 

軸が定まる人は、

強い人でも賢い人でもなく、

自分の不快を裏切らなくなった人

 

そうして自分の軸を見つめてこそ、

次の段階、

「認めてあげること」ができるのです。

 

※過去の記事はこちらでご覧いただけます。

※その他の記事はこちらから。

 

~~~~~~~~~~

曽我部キキョウ

~~~~~~~~~~

ほしよみ堂大阪アメ村店

2025年12月の出演日
3日、5日、6日、13日、14日、19日、21日、22日、24日、25日、28日、31日

ご来店、ご予約、お待ちしております。

★タロットカードレッスン行っています★
詳細はほしよみ堂 大阪アメ村店までお問い合わせください。

電話番号 070-9316-0272

 >  【曽我部キキョウ】自分軸はなぜぶれるのか

ページトップへ