ブログ

【曽我部キキョウ】過去のできごとが、国民性を作り上げる

1789年7月14日。

 

なんの日かご存じの方も
結構いらっしゃるのでは
ないでしょうか。

 

パリ市民が王権の象徴である
バスティーユ牢獄を襲撃し、
革命の出発点となりました。

 

フランス革命を題材にした
小説やコミックスは
多数出版されています。
また、映画やドラマもありますね。

 

革命そのものについては
それらを参考にしていただくとして。

 

フランス人の気質は、
この革命を境に変わったといっても
過言ではありません。

 

「人は生まれながらにして平等」
「権利は声を上げて勝ち取るもの」
という意識が根付いたのです。

 

上司や政府でも、
理不尽であれば反対意見を言い、
時には暴動まで起こす。

 

この現代フランス人の
根にはやはり
かつての王権を倒した自負が
あるのでしょうか。

 

どういう国民性であっても
良し悪しはあります。

 

フランス人の例でいきますと
自立心があり、自分で考えること
責任を持つことはよい点ですね。

 

批判精神も、一種の長所でしょう。
よりよくするための行動です。

 

ストライキが多く、
時間にルースな人が多いのは
短所でしょう。

 

フランス語への愛着が強いのか、
英語を話そうとしない人が
多いともいいますね。

 

それでも、よいところと悪いところ
それらがミックスしているから
人として成り立っているのです。

 

いいところだけの人、
悪いところだけの人は
存在しないと思ってよいでしょう。

 

ただし、フランス人に限らず
ジャッジするのは
結局周りの人です。

 

どこを見て、どこを無視するかは
その評価者にゆだねられています。

 

周りに流されず、
自力で考え、決断できるよう
常日頃から観察眼を
磨いておきたいものです。

 >  【曽我部キキョウ】過去のできごとが、国民性を作り上げる

ページトップへ