
【水森】ウェイト版タロットカード《ⅩⅦ 星》の象徴解釈について。
こんにちは
ほしよみ堂大阪アメ村店の水森です。
今日は《18のアルカナ星》
のお話をさせていただきます。
〈裸〉の女性が
緑豊かな大地に片足を付き、
水の中に足を入れています。
彼女の両手に持つ壺からは、
大地と泉に、たくたくと
〈生命の水〉を注いでいます。
その大地の至るところには、
可愛い花々が咲いています。
花々は天の恩恵を受けている、
〈さらなる成長の場所〉
を現します。
遠くに見える山々は神の領域。
人間の霊的成長の可能性を示しています。
私達はあの山々の高みを目指して
進んでいけば良いのです。
天空に輝くのは
大きな8つのトゲトゲがある1つ星。
それを囲むように
小さな7つの星々。
ここで7の法則について。
7には自然界、文化、宗教、科学の中で
多くの象徴的な例があります。
キリスト教では
創造の7日間といい、
神は7日かけて天地を想像しました。
新約聖書における
黙示録の7つの封印
1週間は7日、
虹は7色、
七福神、
初七日、四十九日、
数秘術では「7」は
深い内省、神秘、知恵など
霊的な探求を象徴しています。
他にも多くのものを象徴する
7という数字ですが、
ウエイト博士による説明は特にありません。
木の上には1羽の鳥。
〈鳥〉は太古、
天界に属する生き物と考えられ
超越的存在とされていました。
〈裸体〉はキリスト教では
誕生、想像、再生による復活の象徴です。
これは
〈希望〉の象徴のカードです。
ウエイト博士は、
「単に希望の札と呼ぶには安直な説明」
と言っています。
このカードが出たならば
天夜空に〈希望の光〉は灯っています。
あの光に向かって、
目指すべき目的地を定め、
自分の〈可能性〉を信じて
前へと進む時。
可能性を信じ、
あきらめない心こそが
〈希望〉なのです。