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【水森】ウェイト版タロットカードの象徴解釈について。《Ⅰ 魔術師》

こんにちは、ほしよみ堂大阪アメ村店の水森です。


今日は引き続きタロットカードの私なりの象徴解釈
《魔術師》についてお話させていただきます。

 


魔術師のカードの番号は  1 (イチ)

 


全てがここから始まるという可能性の象徴であり、タロットにおいてはエネルギーの最高に凝縮された状態も表します。


 

ウエイト版と他のデッキとの大きな違いは、ウエイト版は机が真正面から描かれていることです。

 


卓上には、
ヨーロッパの魔術・宗教儀式に付き物の、
棍棒、盃、剣、金貨が置かれています。

 


魔術師は不可能を可能にする存在です。

 


これらの静物を使って、地上に彼の創造物を再現しようとしています。


 

 


彼は、右手に持つ白いワンドで天を指差し、

左手で地上を指差しています。

 


天上の神の御業でもって、地上に何かしら新しいものを創造しようとしています。

 

意志の強さが伺えます。


 


頭上には赤いバラ、足元には白いユリと赤いバラが配置されています。

 


花は、

絵画では感情や精神性を表すもの。

花言葉では人間のうちに秘めた感情を合わすものとされています。

 

 


キリスト教的に、

赤いバラはイエスキリストの象徴です。

白いユリは聖母マリアや大天使ガブリエルの象徴であり、信仰心を表すものとされています。

 

 


赤と白は、

魔術師の着ているローブと中に着ている服の色でもあり、彼の心の内に秘めた崇高な志と、湧き上がる意志の表れでもあるのです。

 


ウエイト博士は、

庭の野ばらやユリは、「向上心や教養を表している」と言っています。

 

 


腰にはベルトの代わりに、蛇を巻きつけています。

 

ウロボロスの蛇をご存知でしょうか。
自らの尻尾を噛んでいる蛇。

 


蛇は、脱皮して大きく成長し、長期の飢餓状態にも耐えうる強い生命力をもつことから
「死と再生」や「不老不死」の象徴とされています。

 


とぐろを巻く蛇は人類の進化のシンボルでもあります。

 


何者にも変わって行けるという彼の可能性を表していると言えます。


 


背景は黄色く塗られています。
黄色は希望と可能性の色。
彼の前途を祝福しています。



このカードを前にされた方は、前途に広がる可能性の芽を大切にして、前へと進んでいってほしいものです。







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