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【水森】ウェイト版タロットカードの象徴解釈について。《Ⅱ女教皇》

こんにちは、ほしよみ堂大阪アメ村店の水森です。


今日はウエイト版タロットカード【女教皇】の象徴解釈なのですが、その前に。



私はタロットを学び始めた頃、どうもいまいちこの『女教皇』のカードが理解できず、イメージできずというのが近いかもしれませんが、解釈するのに難しいと感じた内の1枚でした。


 


女教皇のカードは、[2]という数字が振られています。


[2]は月に象徴される女性を表す数字とされています。

 


彼女の頭部、冠の円形部分は太陽の円盤、両側に突き出た部分は雄牛の角を象った三日月。
また法衣の裾にも大きな三日月が描かれています。


三日月は古来より女性神の象徴です。

 


彼女のローブの色は青。
青は死後天へと登った聖母マリアを象徴するの色です。


青は天空の色、崇高なるものを表すと共に、不可視の領域、精神性、静かさ、冷静さをも表現しています。

 


彼女は黒い柱(ボアズ)と白い柱(ヤヒン)という2つの柱の間に座っています。


柱は天と地、男と女、陰と陽などの二元論を象徴しており、彼女はその真ん中で2つの対立物の静かな均衡を保っているのです。

 


また二本の柱は結界を表しており、結界の向こうは聖域なのです。

 


高い精神性を持ち、神に近いところにある女性。

 


腕には『TORA』(ユダヤの法律書)を持ち、TORAは宇宙の摂理に対するあらゆる答えが記されている巻物です。


彼女はそれを理解しています。


 


背景にはザクロの模様のタペストリーが掛かっています。


ザクロはイエスキリストの犠牲と復活を表します。


また、ザクロは聖母マリアの服の柄にもしばしば描かれており、女性性の象徴でもあるのです。

 


胸には✚十字。
宗教色濃いカードです。


 


このカードが出たならば!!

あなたはきっと答えがわかっているはず。
もう心の中に答えがあるのです。


直感的に正しいと思う事が真実。
そして紛れもなく間違っていると感じるならばそれもまた真実なのです。

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