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【水森】二十四節気②春

こんにちは

ほしよみ堂大阪アメ村店の水森です。

 

 

 

前回は二十四節気と

雑節のお話をしました。

 

 

その続きです。

 

 

今回は

その二十四節気と

雑節の、新暦での

おおよその日付と、

名前の由来を

1つずつ解説していきます。

 

 

 

 

【春】

 

《立春》  2月4日頃 

「春が立つ」と書いて立春です☺

 

昔の人達は(旧暦で)

この日を1年の始めの日

としていました。

 

暦の上でも春が始まる日です。

 

立春の前日は、

皆様お馴染みの節分です。

今日でも豆まきをして

邪気払いをしますよね☺

 

この時期から平均気温が

少しずつ上昇しはじめ、

木々も少しずつ芽を出し始めます。

 

因みに、

2025年の立春は、2月3日です。

 

 

 

 

《雨水》   2月18日頃

冬の間に積もった雪や

固まった氷が溶けて水

となってきます。

 

雪は雨に変わり、

草木が芽を吹き始め

やっと春の訪れを

感じさせる時期です☺

 

冬の間休んでいた農耕の

準備を始める目安の日

でもあります。

 

 

 

 

《啓蟄》(けいちつ) 3月6日頃

地中に冬ごもりしていた虫達が、

暖かさにつられて目を覚まし、

地中から這い出てくる季節です。

 

「啓(ひらく)」と

「蟄(ちつ、虫が土の中に閉じこもる)」

という二つの漢字から

成り立っています。

 

また、この時期は

春雷が起こりやすい時期でもあり、

この時期の雷を、

「虫出しの雷」と言う事もあります。

 

 

 

 

《春分》  3月21日頃

この日は、昼と夜の長さが同じです。

 

この日を境に

昼間の長さが長くなり、

夜の長さが短くなります。

 

また、春の彼岸の中日でもあり、

ご先祖様を供養する日でもあります。

 

日本では国民の祝日

「春分の日」と定められています。

 

 

 

 

《晴明》  4月5日頃

晴明とは「清浄明潔」

(しょうじょうめいけつ)

を略したものです。

 

万物が清らかで明るく、

生き生きしている様子を

現します。

 

この時期は、

草木が芽吹き、花が咲き、

春の生命力にあふれた

穏やかな気候の時期です。

 

 

 

 

《穀雨》  4月20日頃

穀雨とは、

百穀を潤す春雨の事です。

 

田畑を潤す恵みの雨で、

田植えの準備や種まきなど、

本格的な農作業が始まる時期です。

春の最後の節気であり、

気温が上昇し、

日差しも強くなる頃です。

 

晩春にあたります。

 

 

 


次回は【夏】の節気について。



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