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【水森】好む色。あなたは何色が好きですか?パレット効果②

こんにちは
ほしよみ堂大阪アメ村店の水森です。

 

 

 

前回は

人の色に対する嗜好は、

太陽光線、空気の透明度、環境の色、

つまり、

明度、彩度、色相

によって決まるというお話でした。

 

その続きです。

 

 


因みに

世界の国々での色彩思考、

好まれる色の傾向分布は

大きく2つに分けることができます。

 

 

 

1つは、

イタリア人やスペイン人などラテン系民族、

インド人、アラブ人、アフリカ人など。

 

彼らはブルネットタイプと呼ばれています。

 

皮膚は浅黒く、

髪と目の色は黒又は茶色。

背は比較的低く

ずんぐりしている。

 

彼らの目の網膜の中心窩には、

強い色素形成があり、

🔴赤色に強い反応を示します。

 

なので、

好む色は、赤、橙、黄色で

その色を愛用する傾向。

 

性格も、外交的、率直、

衝動的傾向が見られます。


 

 


一方、

北欧系民族は

ブロンドタイプといわれます。

北欧3国やヨーロッパ北部及び、

イギリス、カナダ系の人々も

このタイプの人が多いです。

 

皮膚の色は白く、

髪は金色又は亜麻色。

背はすらっと高く、

頭部が長い傾向。

 

彼らの目の網膜では

緑色視覚というものが発達し、

好む色は

明るい薄紫、空色、

エメラルドグリーンなど。

 

南の国々と比べ日照率が少なく、

寒色系のパステルカラーが、

街の景色にしっくりきます。

 

 

また北極に近くなると、

青、緑など

波長の短い色に強く反応するようになります。

 

例えば、

日本で幼い子供は

赤や青のクレヨンを好むのですが、

北極圏に近い地域では、

緑のクレヨンが子供達に人気だそうです。

 


このように、色の嗜好は

単に好き嫌いの問題だけてはないのです。

その地域の景色や人に

映える色とも言えるのです。



色って不思議ですね。

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