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【龍空】わさびふりかけがくれた成長の味

最近、わさびふりかけにハマっています。

ご飯にふりかけるだけで
ピリッと鼻に抜けるあの刺激。

これがあるだけで
白いご飯が止まらない。

子供のころはあんなに苦手だったのに‥と、
自分でも不思議に思います。

 

幼い頃
寿司に添えられた
わさびを避けていたのは
あのツンとくる感覚が
どうしても好きになれなかったから。

「辛い!」というより
「痛い!」に近い印象で
口に入れて後悔することも多々ありました。

だから
「わさび=苦手」という
イメージは長く私の中にありました。

 

それが変わったのは
いつの頃からでしょうか。

大人になり
刺し身やお蕎麦を食べる機会が増え
なんとなく添えられた
わさびをそのまま口にしてみたとき。

「あれ?おいしいかも」
と感じたのが始まりでした。

刺激の奥にある
独特の香りと風味。

それが素材の味を
引き立てていることに
気づいたのです。

 

味覚は年齢とともに変化すると言いますが
まさにその通りだと思います。

子供の頃は
甘い物や分かりやすい味が好みだったのに
大人になると
少し複雑で奥行きのある味を
好むようになってきました。

苦手だったものが
ある日突然
「おいしい」に変わる瞬間。

それは味覚だけでなく
自分自身の変化を教えてくれる
小さな成長の証なのかもしれません。

 

わさびふりかけを
おにぎりにして出かける朝は
ちょっとだけ気分も
シャキッとします。

「昔は苦手だったのになあ」
と思いながら食べるその味に
大人になった自分をふと実感するのでした。

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