
【龍空】スマホの脳疲労
毎日使っているスマホ。
少し時間があるとついつい見てしまう…
という方も多いのでは。
スマホの使いすぎが習慣化すると
脳にダメージを与えます。
人間の脳には「前頭前野」という部分があり
前頭前野が情報処理をしています。
この情報処理には
3つの機能があるといわれています。
「浅く考える機能」
「深く考える機能」
「ぼんやりと考える機能」
スマホを使用しているときは
「浅く考える機能」が使われていて
スマホから得られる文字や映像といった
情報量が多すぎて
情報処理が追いつかなくなり
脳疲労になります。
「浅く考える機能」が使われているときは
「深く考える機能」「ぼんやりと考える機能」は
フリーズしています。
この機能がフリーズしてしまうと
自分を客観視できなくなり
手近な快楽に流されやすくなり
スマホを使いすぎて脳が疲れているのに
スマホの使用時間が長くなり
依存度が高くなり
さらに疲れるという悪循環を起こしてしまうのです。
スマホを使いすぎて脳疲労になると
前頭前野の情報処理機能全体が低下し
以下の症状が起こりやすくなります。
集中力や記憶力の低下
イライラや感情の不安定さ
睡眠障害や身体的不調
スマホの脳疲労を予防するために
以下の習慣を毎日取り入れて身につけることが大切です。
ボーッとする時間をつくる
何もせず1日5分でもいいのでボーッとする時間を作りましょう。
スマホを使用するとき
目的を持って調べましょう。
得た情報は自分の中で整理すること。
手間のかかる方法を選ぶ
例えば
本をネットで購入ではなく
本屋まで足を運んで購入する。
リアルに本を手にとってみたり
紙媒体の文字をみたりして
スマホを使用しない時間をつくる。
就寝30分前にはスマホを使用しない
睡眠中は、疲労物質を代謝したり
脳細胞を修復したりといった
メンテナンス作業が行われていますので
質の良い睡眠を心がけましょう。
忙しい日々の中
少しずつ出来るところから
試してみてみましょう。
脳の健康のために。