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【龍空】レモングラス―アジアの薬草と呼ばれる理由

爽やかなレモンの香りが特徴のレモングラスは、東南アジアを中心に古くから親しまれてきたハーブです。タイやインドでは料理の香りづけに欠かせない食材であり、同時に「アジアの薬草」とも呼ばれるほど、体にうれしい効能を多く持っています。特にハーブティーとして飲まれるレモングラスティーは、日々の疲れを癒す自然の恵みです。

 

まず注目すべきは疲労回復の効果。レモングラスに含まれるシトラールという成分は、気分をリフレッシュさせ、神経の緊張をほぐす働きがあります。仕事や家事で疲れたとき、温かいレモングラスティーを一杯飲むと、心身がゆるみホッと一息つけるでしょう。

 

また、消化器官系の不調緩和にも効果的です。胃のもたれや食べ過ぎ、腸の働きが鈍ったときにレモングラスティーを飲むと、消化を助けてくれます。油っこい食事が続いたときなど、食後の一杯におすすめです。

 

さらに、女性にうれしい美肌効果も期待できます。抗酸化作用によって体の老化を防ぎ、肌のターンオーバーを整える働きがあるため、内側から健やかな肌づくりをサポートします。

 

レモングラスには殺菌作用口臭予防の効果もあります。風邪のひきはじめや喉の不調を感じたときに飲むと、喉を清潔に保つ助けになります。また、口の中をさっぱりさせる作用があるため、口臭が気になるときにも効果的です。

 

さらに近年では、レモングラスの成分がコレステロール値の安定にも関与するといわれています。血中脂質のバランスを整えることで、生活習慣病の予防にも役立つとされています。

 

香り高いレモングラスティーは、リラックスと健康を同時に叶えてくれる自然の贈り物。カフェインが含まれていないため、就寝前にも安心して飲むことができます。忙しい毎日の中で、心と体を整えるひとときに、ぜひレモングラスティーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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