
【龍空】二十四節気(8月)
季節の移り変わりが詳細にしたためてある二十四節気。
美しい日本の季節を二十四節気から感じ取り
実際に体感してその四季がおりなす現象を
より良く楽しんで頂きたい。
過ぎ行く夏を堪能し、実りの秋の訪れを待ちわびる
《立秋》
残暑厳しくも、風のそよぎや雲の形に、どことなく秋の気配を感じる時期です。ヒグラシが鳴き始めます。
この日以降、暑さ見舞いは、残暑見舞いとなります。
《処暑》
暑さもやや落ち着き、涼風に秋の訪れを感じる時期です。
麺の花が開き、穀物が実りはじめます。
この頃は台風襲来が多くなり、暴風雨に見舞われることがあります。
雑談
意外と知られていない「秋の七草」
「七草」と聞けば「春の七草」と
思い浮かべるほど広まっているが、
秋にも七草があるのです。
萩(ハギ)、薄(ススキ)、葛(クズ)、撫子(ナデシコ)、
女郎花(オミナエシ)、藤袴(フジバカマ)、桔梗(キキョウ)、
である。
秋の七草は、春の七草と違い食用ではなく
目でみて楽しむものである。
華やかな草も花も入っていないが、
どこか日本の秋らしさを感じさせる。