
【龍空】二十四節気(9月)
季節の移り変わりが詳細にしたためてある二十四節気。
美しい日本の季節を二十四節気から感じ取り
実際に体感してその四季がおりなす現象を
より良く楽しんで頂きたい。
夏から秋へ、草木が季節の移ろい
秋の深まりを感じる季節です。
《白露》
秋気もいよいよ本格化してきて、
草の葉に白い露が宿るのもこの頃です。
セキレイが鳴き始め、ツバメが去っていきます。
《秋分》
秋の彼岸の中日にあたり、
国民の祝日の一つ「秋分の日」です。
春分と同じく、昼と夜の長さがほぼ等しくなります。
虫は地中に隠れ、水が枯れます。
9月の行事・イベント
❍防災の日 9月1日
1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災を教訓に
防災意識を高めるために制定されました。
❍重陽の節句(菊の節句) 9月9日
古来より菊酒を嗜んだり栗ご飯を食べたりすることを通して
不老不死や繁栄を祈り、お祝いや厄払いを行う行事。
❍敬老の日(9月の第三月曜日)
戦後の1947年9月15日に、
兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町)が
村主催の「敬老会」を開催したのが最初だったそうです。
❍秋分の日
お墓参りをする習慣があります。
仏教の世界では、
ご先祖様のいる悟りの世界のことを「彼岸(ひがん)」と表し
私たちが今生きているこの世界のことを「此岸(しがん)」と表すそうです。
秋分の日は昼と夜の長さが同じになるため
彼岸と此岸の距離が最も近い日と考えられ
ご先祖様へ感謝を伝える日として
お墓参りの習慣ができたようです。