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【龍空】移ろう季節に寄り添う花、紫陽花の花言葉

梅雨の時期
しとしとと降る雨の中で
静かに咲く紫陽花(あじさい)。

その美しさはどこか儚げで
心の奥に
染み込んでくるような魅力があります。

青や紫、ビンク、白…
咲く場所や土の性質によって
色を変えるその姿から
紫陽花にはさまざまな
花言葉が込められています。

 

 

代表的な花言葉は
「移り気」「浮気」「無常」。
これは
紫陽花の花の色が時間とともに
変わっていくことに由来しています。

一見すると
ネガティブに聞こえるかもしれませんが
裏を返せば
「変化を受け入れる力」
「心の移ろいを大切にすること」
とも解釈できます。

人の心も
天気や季節のように
常に変わり続けるもの。
そんな心の動きに
寄り添ってくれる花でもあるのです。

 

 

一方で
紫陽花には
「家族団らん」や
「和気あいあい」といった
温かな意味もあります。

これは
紫陽花の花が
たくさんの小さな花びらで
構成されていることから
人とのつながりや
絆を象徴しているとされるためです。

贈り物として選ぶ際には
こうした前向きな
意味に注目すると良いでしょう。

 

 

また
日本では古くから
雨の季節を彩る存在として
親しまれてきた紫陽花。

神社やお寺の境内に咲く花は
まるで
時が止まったかのような静けさと
気品を感じさせてくれます。

雨に濡れた紫陽花は
特に美しく
見る人の心を穏やかにしてくれます。

 

 

紫陽花の花言葉は
私たちに
「変わることを恐れず
今この瞬間を大切に生きること」
の大切さを
教えてくれているのかもしれません。

梅雨の散歩道で
紫陽花を見かけたら
ぜひ
足をとめて
その色と形の奥にある
メッセージに耳を傾けてみてください。

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