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【龍空】自分の純度を上げる―四柱推命の視点から

私たちは日々
社会や人間関係の中で
多くの影響を受けています。

誰かに合わせたり
環境に流されたりすることも大切ですが
その一方で「自分らしさ」を
見失ってしまうこともあります。

四柱推命の視点で言えば
それは日干(生まれた日の干=その人の本質の星)
が曇ってしまっている状態ともいえるでしょう。

 

 

日干は”魂の純度”

四柱推命では
生まれた日の天干を「日干」と呼びます。

これは
その人の根本的な性質や
魂の色合いを示す大切な部分です。

・甲は大樹のようにまっすぐ
・乙は草花のようにしなやか
・丙は太陽のように明るく
・丁は灯火のように温かい
・庚は鋼鉄のように硬く
・辛は宝石のように輝く
・壬は大河のように流れ
・癸は雨や泉のように潤す

日干を知ることは
自分の”純度の源”を知ることでもあるのです。

 

純度が下がるとき

人は誰しも
周囲の期待や役割を背負ううちに
本来の自分らしさが
薄れてしまうことがあります。

甲が本当はまっすぐに育ちたいのに
周りから切られ縮んてしまったり
丙が太陽のように輝きたいのに
曇り空に隠されてしまったり。

これが
「純度が下がっている状態」
といえるでしょう。

 

純度を高める方法

純度を上げるためには
まず自分の「日干の質」を
思い出すことが大切です。

 

・甲・乙(木の性質)
自然や成長の場を持つ。
植物を育てたり
学びを続けたりすると
本来の力が戻ります。

・丙・丁(火の性質)
自分の光を誰かに分ける。
表現や発信
人を暖める行動が純度を上げます。

・戊・己(土の性質)
安心できる場をつくる。
家庭、仲間、居場所を
整えることで本来の安定感が蘇ります。

・庚・辛(金の性質)
自分の強さや美しさを磨く。
技術を極めたり
美意識を大切にすると輝きが増します。

・壬・癸(水の性質)
流れやつながりを意識する。
旅や学び、人との交流によって
心が潤い純度が高まります。

 

自分らしく生きることが最大の浄化

純度を上げるとは
余分なものをそぎ落とし
自分の星の輝きを取り戻すこと。

誰かと比べる必要はなく
自分の「日干らしさ」を大切にすれば
自然と運の開けていきます。

四柱推命は
そのための地図のような存在です。

あなたも一度
自分の「日干の純度」を
意識してみてはいかがでしょうか。

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