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【龍空】頑張り屋さんの心クセ②

② 頑張り屋さんは「頼る前に抱え込む」

 

―― 自分でやった方が早い、迷惑をかけたくないの正体 ――

 

頑張り屋さんは、とても我慢強い人です。

 

つらくても、忙しくても、余裕がなくても、

まずは自分でなんとかしようとします。

 

 

「自分でやった方が早いから」

 

「今はみんな忙しそうだから」

 

「ここで弱音を吐くのは違う気がする」

 

 

そんな理由をつけて、

気づけばすべてを一人で抱え込んでいる。

 

 

でも、それは本当に

“自分でやりたい”からでしょうか。

 

それとも、

“頼れない”だけなのでしょうか。

 

 

頑張り屋さんは、

誰かに助けを求める前に、

限界ギリギリまで自分を使い切ります。

 

 

疲れていることにも気づかないふりをして、

 

「まだいける」

 

「もう少し頑張れる」

 

と自分に言い聞かせる。

 

 

その結果、ある日突然、

心や体が動かなくなってしまうことも少なくありません。

 

 

不思議なことに、

頑張り屋さんほど

「迷惑をかけてはいけない」

という思いが強いものです。

 

 

頼る=相手の負担になる

 

弱音を吐く=できない人だと思われる

 

助けを求める=甘え

 

 

そんなふうに、

無意識のうちに結びつけてしまっています。

 

 

でも考えてみてください。

 

誰かに頼られたとき、

あなたは本当に「迷惑だ」と感じるでしょうか。

 

 

多くの場合、

 

「信頼してくれたんだな」

 

「役に立ててよかった」

 

そう感じるはずです。

 

 

それなのに、

自分が頼る側になると、

 

途端にハードルが高くなる。

 

 

頑張り屋さんは、

人に優しくできる分、

自分にだけ厳しくなってしまうのです。

 

 

そしてもうひとつ。

 

抱え込むクセの裏には、

こんな気持ちが隠れていることもあります。

 

 

「ちゃんとしていない自分を見せたくない」

 

「できる人でいなければならない」

 

「役に立たない自分には価値がない気がする」

 

 

だから、頼る前に頑張る。

 

頼るくらいなら、無理をする。

 

 

でもその状態が続くと、

心の中に少しずつ孤独がたまっていきます。

 

 

「誰も分かってくれない」

 

「どうして私ばかり」

 

そう感じるとき、

本当は“誰も助けてくれなかった”のではなく、

助けを求める前に、全部引き受けてきただけなのかもしれません。

 

 

ここで、大切な視点があります。

 

 

頼ることは、

弱さを見せることではありません。

 

責任放棄でもありません。

 

 

それは、

「一人で背負わない選択」をすること。

 

 

小さなことでいいのです。

 

全部を任せなくていい。

 

完璧に説明できなくてもいい。

 

 

「少し手伝ってもらえる?」

 

「今ちょっと余裕がなくて」

 

その一言で、世界は少し変わります。

 

 

頑張り屋さんが楽になる第一歩は、

もっと頑張ることではなく、

一人でやらないことを選ぶこと。

 

 

あなたは、

全部を抱え込まなくても大丈夫です。

 

誰かと分け合っても、

あなたの価値は何も減りません。

 

 

このシリーズでは、

そんな“無意識に自分を追い込むクセ”を

少しずつほどいていきます。

 

 

次は

③「頑張り屋さんは評価で自分の価値を測ってしまう」

をお届けします。

 

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