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その服は、誰のため? ― 平成生まれの自己顕示欲取扱説明書 その12

数回を割いて、消費行動と

自己顕示欲の関係を見てきました。

 

もう一つだけ、この消費と欲について

気になる点を挙げておきます。

 

高価な服やコスメを買うとき、

あなたは思いませんか。

「これだけのものを買える私は大丈夫」と。

 

たしかに、金銭的には「大丈夫」です。

けれども中身はどうでしょう。

 

この「大丈夫」は、

安心でも自信でもありません。

誰かに査定されて生きている気がするからこそ、

落第点は取らないはずだという「大丈夫」です。

 

欲は満たされましたか。

それとも、しばらく満足した後で

空虚さを感じましたか。

 

重要なのは、なぜそれを選んだか、

これを説明できるかどうかです。

 

自分の視点がないと

流行っていたから、

褒められそうだから、

という理由で買っています。

 

これは他人の基準です。

 

所有していても、

着ていて落ち着かない、

あるいは、服に着られているきがする。

タンスの肥やしになっている。

これでは「自分のもの」とは言えない状態です。

 

また、高価なものを買おうとするとき、

自分をもっと上に見せようとする心理が働いています。

不安な立場をごまかしたいとも、

思っているでしょう。

 

これは、自己表現ではなく

自己防衛ともいうべきものです。

 

安心は得られても、

満足することはできない。

 

欲求を満たす買い物には

共通点があります。

 

自分の言葉で説明できること。

今の自分に合っていること。

そして値段ではない価値を見出せること。

 

高価な買い物、流行に乗った買い物、

無難な買い物、それらで満たすことができるのは

自己顕示欲ではなく、

不安定で言語化されていない自分だけ。

 

では、

あなたは何を守ろうとして

それを買ったのでしょうか。

 

自己顕示欲はあなたの敵ではありません。

ただし、使い方を誤ると、

時間や労力の無駄使いでしかなくなります。

 

次回からは、自己顕示欲を抑え込むのではなく、

振り回されずに使いこなすための視点を

一つずつ整理していきましょう。

 

※過去の記事はこちらでご覧いただけます。

※その他の記事はこちらでどうぞ。

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曽我部キキョウ

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