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偶然と必然の関係って、結局どうなの? 【曽我部キキョウ】

偶然は必然といいますが
それでは世の中、
偶然が存在しないです。

 

言葉としては存在している、この偶然とは、
いったい何なのでしょう。

 

定義としては、『偶然』とは
因果関係もなく
予期しなかったことが起こることです。

 

このように書くと、
『偶然』というものは、世に存在しています。

 

偶然、通りで友達と会う。
偶然、スーパーの安売り広告を見た。
偶然、可憐な花を見かけた。

 

どれもつじつまが合っています。

 

ではなぜ、これらの偶然が必然だというのか
そこがポイントです。

 

「偶然は必然」という表現、
由来はまず、作家の芥川龍之介氏。
「運命は偶然よりも必然である」
という名言から。

 

そして松下幸之助氏の
「この世に怒ることはすべて必然であり、必要」
という言葉。

 

偶然起きているようでも、
じつは必然であって、それ以外はあり得ない、というのです。

 

じつはこのテーマで、本が何冊も書けるぐらい
奥深いものなのですが
そういう専門的な知識は別として、
何となく、偶然と必然の関係は、つかめましたか?

 

ここにパソコンがあるのも
今この文章をつづっているのも
必然だといえます。

 

そんな日常的なことはともかく。

 

例えば素晴らしい人と出会えたとき
それが偶然の出来事であっても
必然的なご縁であったら。

 

決してその縁を、無駄にはできません。

 

たとえそれが悪い方向のものだとしても
自分に成長を促すための、必然と考えられます。

 

世の中のすべてが
必然として起こると考えると
一つ一つの事柄を、大事にできるでしょう。

 

偶然起きる、必然的な毎日を
大事にお過ごしください。

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