本当に、その仕事は崇高ですか? 【曽我部 キキョウ】
職業に貴賤はないといっても
それが単なる魔法の言葉であることは
誰もが知っています。
おそらくすべての人が
何かしらの職業に対し
尊敬したり、さげすんだりしています。
意識しているかどうかは別にして。
自分の仕事に対してはどうですか。
誇りをもって、自分の職を、
親戚や友達に、言えますか。
何故その職業を選んだのか。
そして今なお続けるのは、
どういう理由からか、
きちんと説明できますか。
たとえ一般的に、後ろ指をさされるものでも
その仕事を通して名誉を感じ、満足していれば
おそらく、堂々と言えるはず
逆に言えないとすれば、
世間一般に尊いとされていても
本人として恥ずかしい仕事、
とうことではないでしょうか。
あるいは、やりたくないのです。
『お金のため』なら、何でもできる。
そんな感じさえしませんか。
職業そのものに貴賤はないでしょう。
あるとしたら、それは人々の偏見という
別の名前のものです。
そしてもうひとつが、仕事に対する姿勢。
職業に尊卑をつけるのか、
それとも偏見を覆すのかは
あなたの取り組み方次第かもしれません。