
〈王香アミ〉10(4)太陽と木星のアスペクト
こんにちは。「人生を謳歌する占い師」王香アミです。
今日は、太陽と木星のお話になります。
公転周期は、木星の方が遅いため、木星が太陽に働きかけます。
*太陽と木星のアスペクト(0度コンジャンクション)
木星は、発展、拡大、保護を表します。太陽と0度の位置になると、
幸運のチャンスに恵まれ、おおらかな人柄でもあるでしょう。
身の周りの環境の保護を受けるため、気楽に生きているように
見られたりします。
*太陽と木星のアスペクト(60度セクスタイル、120度トライン)
調和のアスペクトで、自分にとって、有利な方向で働きます。
60度では、「火」と「風」、「地」と「水」といったように、
相性の良い元素の組み合わせになります。
「やぎ座の太陽」と「さそり座の木星」の60度なら、
やぎ座の社会的地位の獲得に、さそり座の深く洞察する力が
貢献するのです。
また、120度の場合は、同じ元素同士の組み合わせとなり、
さらに、木星の拡大・発展のパワーが増大します。
たとえば、「ふたご座の太陽」と「てんびん座の木星」の120度なら、
ふたご座の知識欲や言語を使って、人生の目的(太陽)を果たしたい時、
てんびん座の木星は、他者との交流を活かして、どんどん広げていく
イメージです。
サインによって、拡大・発展の方向性や事象は違ってきます。
*太陽と木星のアスペクト(90度スクエア)
木星の拡大・発展・保護が行き過ぎる傾向が出てきます。
脱線する方向へ向かいやすくなります。
火と地、火と水、風と地、風と水の合わない元素の組み合わせに
なるため、何も対策をしないでいると、横道へ逸れていってしまいます。
ただ、この逸脱傾向を意識して使い、プラスの体験として、
人生の幅を広げていくことも出来るのです。
*太陽と木星のアスペクト(180度オポジション)
太陽と木星が正反対の位置で、お互いをターゲットにします。
拡大が行き過ぎてしまい、何でも引き受けて、後から、
後悔するといったことも起こりがちになります。
見通しが緩くなりがちになるので、1割くらい実力を差し引いた
加減で判断するといいでしょう。
訓練していくことで、この配置も中年期に、
上手に使えるようになります。
次回は、太陽と土星のアスペクトのお話しです。
楽しみにしていてください。