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【曽我部キキョウ】人はなぜ不健康なものが好きなのか

どの程度かはそれぞれとしても

人はけっこう自分の健康を気にします。

もちろん病気で苦しみたくないので

予防についても、熱心に取り組みます。

 

ところが、よほどストイックでない限り

健康に良くなさそうだけれども、

美味しそうなものの誘惑には

つい負けてしまうのではないでしょうか。

 

夜中のラーメンに、午後のスイーツ、

夜食にポテトチップスを1袋。

数えるときりがありません。

 

これには理由があります。

 

健康に良くないものだから、

美味しく感じるように

脳が仕組んでいる、わけではありません。

 

これらの美味しいものの

栄養素を見てください。

 

脂質、塩分、糖分。

そして極めつけは高カロリーです。

 

人間が活動するうえで、必要なものです。

そして、次にいつ食べられるか、分かりませんでした。

だから食べられるうちにより多く食べたのです。

 

その名残が今でも脳にあります。

ところが、現代の食糧事情を見ると

食べたいときに食べたいものを

好きなだけ食べられる人も多くいます。

 

つまり、生存に役立つものを

おいしく感じる仕組みを持ったまま、

現代の食環境が進化しすぎたのです。

 

食環境が進化してきたように、

医療も進化を続けています。

 

昔は分からなかった病気の原因や、

身体の状況などが検査や健康診断で

分かるようになってきました。

 

そこで登場するのが、健康志向です。

 

より長く、健康でいたい。

そう思うのは、生き物として当然かもしれません。

 

かつては食べて、動いて、寝て、

あるとき死んで、結果として

何歳まで生きた、と言っていました。

 

ところが今では、病気にならないために

こうしなくてはならない、というような

健康でいるための方法が

たくさん出回っています。

 

だから、お酒の後のラーメンは駄目。

深夜のポテトチップスはよくない。

甘いものは控えた方がいい。

 

このように、食べたいものを我慢して

健康を保とうとします。

 

それが悪いのではありませんが、

健康であるための生活を極めてしまうと

あまりにも窮屈な気もします。

 

健康のための生活になっていますから。

 

けれども本来は、生活があって

その中で健康であればいいのではないでしょうか。

 

健康であることはいいことですが、

寿命を気にしすぎて

生活をより健康的にしていくと

楽しいものも楽しめません。

 

健康寿命を延ばそうと、

禁欲的な、楽しくない生活をしても、

その状態で長く生きることが

果たして充実した人生なのか。

 

たまに健康に良くないとされるものも食べて、

楽しい気分になりながら、

「少し太ったから、ダイエットでもしようかしら」

なんて軽く言っているのが、

ちょうどいいのかもしれません。

 

選べる道を増やす、もう一つの見方を
曽我部キキョウ

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★ほしよみ堂大阪アメ村店★
2026年8月
1日、2日、3日、8日、9日、10日、11日、15日、16日、17日、18日、22日、24日、28日、30日、31日

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2026年8月
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